ははのれんあい

ははのれんあい

著者: 窪 美澄
946円(税込)
発売日2024年01月23日

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  • ISBN コード : 9784041143193
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 400ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

この子のためならなんだってできる――子を守る母と支える僕、家族の一代記

夫とは職場の友人を通じて知り合った。口数は少ないし、ぶっきらぼうだけど、優しい。結婚して智晴(ちはる)が生まれ、慎ましいながらも幸せな3人生活が始まった。しかし生活はなかなか立ち行かない。息子を預けて働きに出た由紀子は、久しぶりの仕事で足を引っ張りながらも何とか食らいつき、家庭と両立していく。そんな矢先に発覚した、双子の次男と三男の妊娠……家族が増えてより賑やかになる一方、由紀子の前に立ち塞がる義母の死、夫との不和、そして――。「家族は時々、形を変えることがあるの。だけど、家族はずっと家族なの」。どんな形をしていても「家族」としてどれも間違ってない、ということを伝えたかったと語る直木賞作家・窪美澄が放つ、渾身の家族小説。文庫版には家族のその後を描いたスピンオフ短編「ははのけっこん」も収録。解説・白石一文

著訳者プロフィール

●窪 美澄:1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で第8回「R‐18文学賞」大賞を受賞。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞を受賞。19年、『トリニティ』で第36回織田作之助賞を受賞。22年、『夜に星を放つ』で第167回直木賞を受賞。その他の著書に『水やりはいつも深夜だけど』『じっと手を見る』『いるいないみらい』『ははのれんあい』『夏日狂想』『タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース』など。

目次

第一部
第一章 かぞくのはじまり
第二章 せかいのひろがり
第三章 ちはる、あにになる
第四章 かわっていくかぞく

第二部
第一章 ちはる、ははになる
第二章 ちはる、こいをしる
第三章 あたらしいかぞくのかたち

ははのけっこん
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