アラベスク後宮の和国姫2

アラベスク後宮の和国姫2

著者: 忍丸
イラスト: カズアキ
726円(税込)
発売日2024年01月13日

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  • ISBN コード : 9784040752143
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

伝説の妃・ライラーは皇帝の寵姫……じゃなくて腹心として活躍します!?

◆――1巻が発売即重版の注目新シリーズ!――◆
 寵姫として持て囃されたり、はたまた教養のない妃候補たちに舐められたり。
 コネと派閥だらけの後宮に辟易したライラ―は気づく。有能な妃を育てれば、注目も減り、この面倒な状況も覆るのでは!? そこで後宮改革を決意。女たちを教育して導き、人材を登用していく。しかしその結果、後宮(ハレム)内にライラーの派閥が浸透して……意図せずさらに立場を固めることに!
 一方、反抗的な軍部を掌握すべく、ついに皇帝(スルタン)・アスィールも動き出す。ライラーは軍部との"ある賭"で、いちかばちか皇帝の味方を増やす秘策を思いつくが――?
 新たな大河ロマン、待望の第二巻!

◆――登場人物紹介――◆

ライラー……元は和国の姫君。聡明で明るく、領民に慕われていた。謀略で捕われてしまい、ダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられたが……?

アスィール……若きダリル帝国皇帝。後世には、斜陽にあった帝国を見事な手腕で復活させたと語られる名君。ある出来事からライラーを気に入り――?

母后……現・ダリル帝国皇帝の母。非情で冷酷な一面ももつ女性。一方で、あるライラーの行動から、彼女になにかを期待し、注目している様子も。

デュッリー……後宮でライラーの側付きとなった少女。素直な性格で、はっきりものを言い、強かな一面ももつ。

ヤーサミーナ……皇帝にはべるのを許された愛妾。高慢で贅沢が好き。次の母后の立場を狙い、ライラーを敵視している。

カマール……奴隷商人として、ライラーを故郷から帝国へ連れ去った男。しかし、実は彼の正体は……?

著訳者プロフィール

●忍丸:軽やかで読みやすい文体ながら、読者を引き込み心を揺さぶる、筆力の高い実力派女性作家。
著作に『古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう』(一二三書房)をはじめ、コミカライズもされた「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)ほか、多数。

Twitterアカウント @sinomonta

目次

―― 序章

―― 一章 和の国の姫君、行動を開始する

―― 二章 和の国の姫君、女同士の戦をする

―― 閑話 元イクバルは逃げ出したい

―― 三章 和の国の姫君、発破をかける

―― 四章 和の国の姫君、すべてを整える

―― 五章 和の国の姫君、小姓になる

―― 六章 和の国の姫君、腕力ですべてを解決する

―― 閑話 新米皇帝の胸のうち

―― 七章 和の国の姫君、伝説の始まりを予感する

―― 終章
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