警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事

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警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事

902円(税込)
発売日2024年04月25日

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  • ISBN コード : 9784041145012
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 352ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

呪いで殺人は合法? 超常現象による犯罪を法で裁くオカルトミステリ!

法の上では存在しないものである「呪詛」や「呪術」は、それがどれほど悪辣なものであっても決して罪に問われることはない。だがもしも呪法や憑物、生霊といった加害者が存在する超常現象に、本当に人を害する力があったとしたら、善良なる被害者は泣き寝入りするしかないのか? そんな理不尽に対抗するため非公式に設立されたのが『警視庁呪祖対策班』−−通称「呪詛対」。怪しい響きの通り、警察署でも知る人ぞしる組織だ。家屋の敷地に勝手に(呪いの)土器を埋めた者がいれば、家宅不法侵入並びに器物損壊罪。閉じ込めた蛇に共食いさせ蠱毒を仕掛ける者がいれば、動物愛護管理法違反。怪異を憎むがゆえ、霊的なものを受けつけず、怪異嫌いの堅物刑事の大場と、宮内庁より出向中の元陰陽師刑事の芦屋(と式神の白猫の小春)のバディが、「呪法の悪用」を見抜き、事件として立件!

著訳者プロフィール

●竹林 七草:1976年生まれ。埼玉県在住。2011年、第6回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞し『猫にはなれないご職業』でデビュー。著書に「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課」シリーズ、『ホラー作家八街七瀬の伝奇小説事件簿』『ヒルコノメ』『彼女の隣で、今夜も死人の夢を見る』などがある。

目次

目 次
第一章 水子の手形で、詐欺罪の立証はできるのか?
第二章 座敷ワラシの部屋は、建築基準法に違反するのか?
第三章 犬神の呪いを、現行法で罰することはできるのか?
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