千夜千冊エディション 数学的

千夜千冊エディション 数学的

1,980円(税込)
発売日2024年03月22日

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  • ISBN コード : 9784044008161
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 416ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 19.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

数式なしで、垣間見る。書物で紐解く数学の美しき世界。

シリーズ30冊目となる本書「数学的」では、古今東西の数学書を読み解く。「数」の概念の誕生から、微分の発明、幾何・代数をへて、カオス理論、そして情緒としての数学に至るまで。数学という、一見すると難解な世界を「言葉」としてとらえ、理解するための一冊。

著訳者プロフィール

●松岡 正剛:編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。80年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立し様々なプロジェクトに応用。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開。著書に『知の編集工学』『擬』『世界と日本の見方』『国家と「私」の行方』ほか。

目次

第一章 数学的センス
マーティン・ガードナー 『自然界における左と右』
オスカー・ベッカー 『数学的思考』
キース・デブリン 『数学:パターンの科学』
グレゴリー・J・チャインティン 『セクシーな数学』
スチュワート・シャピロ 『数学を哲学する』
サイモン・シン 『フェルマーの最終定理』
デイヴィッド・バーリンスキ 『史上最大の発明:アルゴリズム』

第二章 数学をつくる
ウィルヘルム・ライプニッツ 『ライプニッツ著作集』
ピエール・シモン・ラプラス 『確率の哲学的試論』
G・ウォルド・ダニングトン 『ガウスの生涯』
マイケル・J・ブラッドリー 『数学を拡げた先駆者たち』
近藤洋逸 『新幾何学思想史』
フィット・ヒルベルト&ステファン・コーン=フォッセン『直観幾何学』
ヘルマン・ワイル 『数学と自然科学の哲学』
ハオ・ワン 『ゲーデル再考』
デービッド・トール 『数学的思考』

第三章 非線形で考える
モーリス・クライン 『不確実性の数学』(上下)
アンリ・ポアンカレ 『科学と方法』
蔵本由紀 『非線形科学』
渡辺慎介 『ソリトン 非線形のふしぎ』
ダヴィッド・ルエール 『偶然とカオス』
山口昌哉 『カオスとフラクタル』
津田一郎 『カオス的脳観』
金子邦彦 『カオスの紡ぐ夢の中で』

第四章 情緒だって数学である
村田全 『日本の数学 西洋の数学』
高木貞治 『近世数学史談』
岡潔 『春宵十話』
吉田武 『虚数の情緒』
森田真生 『数学する身体』
スタニスワフ・レム 『虚数』
アダム・ファウアー 『数学的にありえない』
追伸 何かが「数学的なものを」めざしてきた
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