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山歩き、俳句を詠んで、作ってみる。
日本一の山である富士山は、信仰の対象、芸術の源泉として、世界文化遺産となった。勇壮、おおらか、寂寥、四季さまざまの表情を見せ、観る者の鏡でもある富士山は、俳句にどう詠み継がれてきたのか。
動植物、生活、天文、行事などに分け、近世から現代まで百句を精選。富士山の名句を鑑賞しながら、擬人法、遠近法、比喩、掛詞、リフレインといった技法についても解説。
学びながら楽しめる、俳句の入門書。
著訳者プロフィール
俳句結社「蒼海」主宰。俳人協会幹事。第36回俳人協会新人賞。2022年度「NHK俳句」選者。二松學舍大学非常勤講師。
著書に句集『熊野曼陀羅』（文學の森）、句集『一粟』（駿河台出版社）、又吉直樹への俳句入門講義をまとめた『芸人と俳人』（集英社）、エッセイ集『海辺の俳人』（幻冬舎）、絵本『ことちゃんとこねこ リズムがたのしい5・7・5』（ほるぷ出版）などがある。
目次
春
夏
秋
冬