商品・作品・著者名を入力してください
HOME
本
雑誌・ムック
文芸
怪と幽
HOME
怪談専門誌 幽 VOL.24
9784041033876
怪談専門誌 幽 VOL.24
著者:
綾辻 行人
著者:
京極 夏彦
著者:
小野 不由美
著者:
有栖川 有栖
著者:
山白 朝子
著者:
恒川 光太郎
著者:
円城 塔
著者:
初野 晴
2,050
円(税込)
発売日
2015年12月17日
Tweet
Share
ご利用可能なお支払方法
送料について
配送について
キャンセル・返品について
ISBN コード : 9784041033876
JAN コード : 4910624862051
サイズ :A5判 総ページ数: 496
商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 33.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
リアルかフェイクか 虚実のあわいに
世にありとある怪談は、文芸作品であれ映像作品であれ、「事実」と「虚構」を両端に据えた、面妖なるグラデーションのいずれかに位置づけられるはずだ。
その領域を、事実と虚構のボーダーランドと呼ぶことも可能だろう。近年、主に映像分野で注目を集めてきた「フェイク・ドキュメンタリー」もしくは「モキュメンタリー」は、そうした怪談本来の特性をいわば逆手にとることで、日常を切り裂き、現実を震撼させようとしてやまない、いかがわしくも魅力的なジャンルである。おりしも、それら映像作家の営為に挑発されるかのごとく、小野不由美の『残穢』を筆頭に、『幽』で連載中の京極夏彦『虚談』や辻村深月の最新刊『きのうの影踏み』など、虚実皮膜のあわいに果敢に踏み込む文芸作品も相次いでいる。
怪談という表現の本質を、いま一度、見つめ直すために──『幽』次号は「リアルか、フェイクか」というテーマで、怪談表現の過去と現在を総展望いたします。
目次
特集
◆浅田次郎『神坐す山の物語』ほかをめぐって 浅田次郎氏インタビュー
東雅夫 御嶽山(みたけさん)イベントルポ
◆論考 近世/近代/現代
小二田誠二「フェイク・ドキュメンタリーのルーツとしての江戸実録本をめぐって」
千街晶之「『リング』から『残穢』に至る怪談実話史をめぐって」ほか
◆復刻
平山盧江
◆特別寄稿
福澤徹三
◆インタビュー
『残穢』『鬼談百景』監督:中村義洋
◆座談
NHKドラマ『怪異TV』制作秘話
◆エッセイ
道尾秀介/花房観音/長江俊和/黒史郎
◆連載
綾辻行人、小野不由美、京極夏彦、有栖川有栖、初野晴、朱野帰子、高橋葉介、諸星大二郎、柴門ふみ、波津彬子、伊藤三巳華ほか
◆インタビュー
辻村深月『きのうの影踏み』、田中康弘『山怪』ほか
#角川書店
#ムック
#ムック
#ムック
#ムック
#怪と幽
#綾辻 行人
#京極 夏彦
#小野 不由美
#有栖川 有栖
#山白 朝子
#恒川 光太郎
#円城 塔
#初野 晴
リアルかフェイクか 虚実のあわいに
世にありとある怪談は、文芸作品であれ映像作品であれ、「事実」と「虚構」を両端に据えた、面妖なるグラデーションのいずれかに位置づけられるはずだ。その領域を、事実と虚構のボーダーランドと呼ぶことも可能だろう。近年、主に映像分野で注目を集めてきた「フェイク・ドキュメンタリー」もしくは「モキュメンタリー」は、そうした怪談本来の特性をいわば逆手にとることで、日常を切り裂き、現実を震撼させようとしてやまない、いかがわしくも魅力的なジャンルである。おりしも、それら映像作家の営為に挑発されるかのごとく、小野不由美の『残穢』を筆頭に、『幽』で連載中の京極夏彦『虚談』や辻村深月の最新刊『きのうの影踏み』など、虚実皮膜のあわいに果敢に踏み込む文芸作品も相次いでいる。
怪談という表現の本質を、いま一度、見つめ直すために──『幽』次号は「リアルか、フェイクか」というテーマで、怪談表現の過去と現在を総展望いたします。
目次
◆浅田次郎『神坐す山の物語』ほかをめぐって 浅田次郎氏インタビュー
東雅夫 御嶽山(みたけさん)イベントルポ
◆論考 近世/近代/現代
小二田誠二「フェイク・ドキュメンタリーのルーツとしての江戸実録本をめぐって」
千街晶之「『リング』から『残穢』に至る怪談実話史をめぐって」ほか
◆復刻
平山盧江
◆特別寄稿
福澤徹三
◆インタビュー
『残穢』『鬼談百景』監督:中村義洋
◆座談
NHKドラマ『怪異TV』制作秘話
◆エッセイ
道尾秀介/花房観音/長江俊和/黒史郎
◆連載
綾辻行人、小野不由美、京極夏彦、有栖川有栖、初野晴、朱野帰子、高橋葉介、諸星大二郎、柴門ふみ、波津彬子、伊藤三巳華ほか
◆インタビュー
辻村深月『きのうの影踏み』、田中康弘『山怪』ほか