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イシイカナコが笑うなら
9784041077573
イシイカナコが笑うなら
著者:
額賀 澪
1,650
円(税込)
発売日
2019年03月01日
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ISBN コード : 9784041077573
サイズ :四六判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 18.5 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
その幽霊は「やり直し」の時間をくれる。
どの生徒にも慕われ、保護者対策もぬかりない、同僚にも羨望の眼差しを送られる有能教師の菅野。しかし、彼の内心に
はいつも虚しいものが渦巻いていた。自分には、教師に必要な他人への共感や思い入れが全く存在しない。それなの
に天性の要領の良さだけで周りをたらし込み、日々を凌いでいるのだ。そんな彼の前にかつての同級生の幽霊、イシイカ
ナコが現れる。「ねえ、イシイカナコの「人生やり直し事業」に参加しない?」−−そして菅野は、17歳の自分が生きる時
間軸へと飛ばされた。ただし、菅野本人ではなく、同級生の依田として。
イシイカナコの手違いに怒り狂う菅野(依田)だが、なんとか高校生の自分を説得して進路を変えさせようと試み始める。し
かし、同じクラスには生前の石井可奈子がおり、幽霊のカナコには何やら別の思惑があるようで……。
屈託を抱えた大人のためのほろ苦く、やがてあたたかい「二度目の成長」ストーリー。
著訳者プロフィール
●額賀 澪:1990年生まれ。茨城県行方市出身。
清真学園高等学校 卒業。
日本大学芸術学部文芸学科 卒業。
2015年、第22回松本清張賞・第16回小学館文庫小説賞 受賞。近著に『拝啓、本が売れません』『風に恋う』がある。
目次
プロローグ 〜爽やか教師は遅れてやって来る〜
第一話 イシイカナコはやり直す
第二話 塩原雪乃は告白する
第三話 細谷宏一は甘酸っぱい
第四話 菅野京平は痛感する
第五話 石井可奈子はもういない
第六話 イシイカナコが笑うなら
エピローグ〜「ねえ、せんせ」〜
#角川書店
#一般書
#単行本
#単行本1(5000円未満)
#文芸単行本
#日本
#130:角川書店単行本
#額賀 澪
その幽霊は「やり直し」の時間をくれる。
どの生徒にも慕われ、保護者対策もぬかりない、同僚にも羨望の眼差しを送られる有能教師の菅野。しかし、彼の内心にはいつも虚しいものが渦巻いていた。自分には、教師に必要な他人への共感や思い入れが全く存在しない。それなの
に天性の要領の良さだけで周りをたらし込み、日々を凌いでいるのだ。そんな彼の前にかつての同級生の幽霊、イシイカ
ナコが現れる。「ねえ、イシイカナコの「人生やり直し事業」に参加しない?」−−そして菅野は、17歳の自分が生きる時
間軸へと飛ばされた。ただし、菅野本人ではなく、同級生の依田として。
イシイカナコの手違いに怒り狂う菅野(依田)だが、なんとか高校生の自分を説得して進路を変えさせようと試み始める。し
かし、同じクラスには生前の石井可奈子がおり、幽霊のカナコには何やら別の思惑があるようで……。
屈託を抱えた大人のためのほろ苦く、やがてあたたかい「二度目の成長」ストーリー。
著訳者プロフィール
清真学園高等学校 卒業。
日本大学芸術学部文芸学科 卒業。
2015年、第22回松本清張賞・第16回小学館文庫小説賞 受賞。近著に『拝啓、本が売れません』『風に恋う』がある。
目次
第一話 イシイカナコはやり直す
第二話 塩原雪乃は告白する
第三話 細谷宏一は甘酸っぱい
第四話 菅野京平は痛感する
第五話 石井可奈子はもういない
第六話 イシイカナコが笑うなら
エピローグ〜「ねえ、せんせ」〜