俳句とは何か

俳句とは何か

1,012円(税込)
発売日2000年07月25日

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  • ISBN コード : 9784041149072
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 352ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

俳句の特性を明快に示した画期的な俳句の本質論「挨拶と滑稽」や、「写生について」「子規と虚子」「女流俳句について」など、山本健吉の代表的な俳論と俳句随想を収録した評論集。正岡子規、高浜虚子、飯田蛇笏など六俳人の一句をとりあげた代表的鑑賞作品「一句鑑賞」も味わえる。初心者、ベテランを問わず、実作者が知りたい俳句の本質を率直に繊細に語る、本格俳句入門に最適な一冊。
解説・平井照敏

目次



挨拶と滑稽
一、時間性の抹殺
二、物の本情
三、時雨の伝統
四、古池の季節
五、談笑の場
俳句の方法
写生について
純粋俳句――写生から寓意へ
ディアローグの藝術
「かな」についての月並的考察
「や」についての考察



俳句の世界
座の文学
芭蕉と現代
「行きて帰る心の味ひ」――俳句における二律背反
日本文学と季節感
季の詞――この秩序の世界



子規と虚子
重い俳句軽い俳句
「俳」と「詩」と
「俳」の世界
ウィットといのちと
アメリカでの俳句
俳句と私
挨拶・滑稽・即興
風生最晩年の句
遊女哥川の句
蕉門作家五人



女流俳句について
女流俳句の歴史
中村汀女とその先輩俳人
星野立子と橋本多佳子
三橋鷹女、その他
一句鑑賞
鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規
帚木に影といふものありにけり 高浜虚子
芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏
蟾蜍長子家去る由もなし 中村草田男
バスを待ち大路の春をうたがはず 石田波郷
寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 加藤楸邨

解説   平井照敏
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