中原中也との愛 ゆきてかへらぬ

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中原中也との愛 ゆきてかへらぬ

編: 村上 護
イラスト: 小林かいち(中塚玲子事務所)
デザイン: 田中 淑恵
836円(税込)
発売日2006年03月25日
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  • ISBN コード : 9784044060015
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 258ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

“運命の女”長谷川泰子が語る、中原中也と小林秀雄との壮絶な出逢いと別れ

女優志望の泰子には、16歳の詩人中原中也との運命的な出逢いがあり、さらに評論家小林秀雄との壮絶な出逢いと別れがあった。「奇怪な三角関係」(小林秀雄)といわれた文学史に残る伝説の”宿命の女(ファム・ファタール)”長谷川泰子が語る、衝撃の告白的自伝。「グレタ・ガルボに似た女性」としても注目される。昭和初期の文壇を知る資料としても貴重な一書。
巻末エッセイ・川上弘美
解説・村上護

著訳者プロフィール

●長谷川 泰子:1904年、広島県生まれ。女学校卒業後、女優を目指して家出。京都で中原中也と知り合い同棲。上京後中原を捨て小林秀雄と同棲するが、神経症を悪化させ破綻。シングルマザーとして子供を育てながら、中垣竹之助と結婚。戦後は家族とも別れ、1993年、88歳で死去。

目次

1 風が立ち、浪が騒ぎ
 同棲
 広島女学校
 女優志望
 ダンディズム
2 これがどうならうと
 詩人修行
 相聞
 転居
 失跡
3 私の聖母!
 築地小劇場
 松竹蒲田
 思想の里
 溜り場
4 かくは悲しく生きん世に
 子供
 グレタ・ガルボに似た女
 青山学校
 酒場「エスパニョール」
5 せめて死の時には
 結婚
 追悼
 述懷

解説 村上護
文庫のための解説 村上護

エッセイ 不思議な三人の関係 川上弘美
長谷川泰子略年譜
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