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信仰と生活が結びついた宗教行事からみえてくる、祖先が大切した宗教世界!
正月の鏡餅は、仏教行事の「修正会」の供物飾りだった――。彼岸、雛あそび、端午の節供、お盆、月見などの年中行事は、なぜ、始められたのか。その意味するものは何か。成立の背景には、祖先が大切にしてきた宗教的習俗があった。身近な存在であった神仏や祖霊に対する祈りと感謝によって月々の行事が形づくられる。そのプロセスをあざやかに読み解き、基底に流れる伝統的な日本の宗教世界を蘇らせた名著。解説・上別府茂著訳者プロフィール
目次
新年
修正会・修二会の餅と花
春
狐と初午
嵯峨お松明と大念仏
彼岸の太陽と念仏
上巳節供と雛あそび
やすらい祭と法華会
花祭と花供養
桜会と鎮花祭
夏
賀茂の御蔭祭と「みあれ祭」
五月五日は女の家
二十五菩薩練供養と「生まれかわり」
祇園御霊会の穂木から鉾へ
水無月の川祭と胡瓜
鞍馬竹伐と蓮華会
愛宕火と蓮華会
秋
七夕は棚幡
盆棚の昔
六道参りと千日詣
地蔵盆と塞の神祭
八朔の焼米と「憑みの節供」
八幡宮の放生会
名月と穂掛祭
三九日と菊の節供
冬
真如堂十夜念仏と十日夜
夷講と誓文払
追儺と「なまはげ」
お火焚と神楽
新嘗と霜月大師講
大晦日の魂祭
大歳の客
節分の豆塚
解説 上別府 茂