歌舞伎 型の魅力

歌舞伎 型の魅力

著者: 渡辺 保
1,056円(税込)
発売日2013年09月25日

数量:

ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784044080051
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 338ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

型がわかれば歌舞伎はもっと味わい深い

「型の芸術」といわれる歌舞伎。型が違えば、鬘かつら、衣裳、舞台の様式、台本やせりふの言い回しなど、多くの点で変化が生じ、登場する人物の横顔までもが異なってくる。演劇評論の泰斗が主要演目ごとに、型の違いと魅力を解説。当代の役者をはじめ、膨大な文献にあたり、過去の名優たちの演じ方、すでに消えてしまった幻の型なども紹介する。歌舞伎鑑賞のコツは型――異なる型を比べながら観劇すれば、新しい発見と驚きに出会える。

著訳者プロフィール

●渡辺 保:1936年東京に生まれる。演劇評論家。慶応義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。1965年「歌舞伎に女優を」で評論デビュー。企画室長を経て退社。さまざまな大学にて教鞭をとる。2000年11月紫綬褒章受賞。現在、放送大学教授。著作も多数。「女形の運命」(1974年/紀伊国屋)で芸術選奨新人賞、「娘道成寺」(1986年/駸々堂)で読売文学賞、「四代目市川団十郎」(1994年/筑摩書房)で芸術選奨文部大臣賞、「黙阿弥の明治維新」(1997年/新潮社)で読売文学賞を受賞

目次

型の魅力

「陣屋」の熊谷
「御殿」の政岡
「十種香」の八重垣姫
「五・六段目」の勘平
「寺子屋」の松王丸
「千本桜」のいがみの権太
「合邦」の玉手御前
「鎌倉三代記」の高綱
「御殿」の鱶七とお三輪
「髪結新三」の新三
「野崎村」のお光
「吉田屋」の伊左衛門
「油屋」の福岡貢
「九段目」の戸無瀬
「平家女護島」の俊寛
「鎌倉三代記」の時姫

あとがき
文庫版あとがき
最近チェックした商品