異端の皇女と女房歌人 式子内親王たちの新古今集

異端の皇女と女房歌人 式子内親王たちの新古今集

1,980円(税込)
発売日2014年02月21日

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  • ISBN コード : 9784047035362
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

類い希な才能で時代を切り開いた女性歌人の躍動を描く!

〈目次〉
はじめに
第一章 権力者と才女たち─二百年をはさんで見る─
一 『源氏物語』の時代─道長と女房文化─
二 後鳥羽院の時代へ─帝王がひらいた黄金期─
第二章 式子内親王─後鳥羽院が敬愛した皇女─
一 若きころの式子─斎院として、内親王として─
二 和歌への情熱と精進─式子の百首歌と贈答歌─
三 『新古今和歌集』の光輝─稀代の皇女歌人として─
四 終焉の後─うつろう映像─
第三章 女房歌人たち─新古今歌壇とその後─
一 王権と女房歌人─規則と超越のはざま─
二 後鳥羽院の革新─女房の専門家人の育成─
三 宮内卿─上皇の期待を受けて─
四 俊成卿女─歌道家の歌人として─
第四章 女性歌人たちの中世─躍動と漂流と─
一 「女歌」をめぐって─さまざまな言説─
二 変遷する世─女院と女房歌人のゆくえ─
皇室略系図/御子左家略系図
主要参考文献
掲載図版一覧
あとがき

著訳者プロフィール

●田渕 句美子:1957年生まれ。お茶の水大学卒、同大学院博士課程単位取得満期退学。専門は中世初期の和歌、日記、歌人に関する研究。大阪国際女子大学、国文学研究資料館を経て、早稲田大学教育学部教授。著書に『中世初期歌人の研究』(笠間書院)、『阿仏尼』(吉川弘文館)など。
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