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世阿弥の「現在」は、現代の身体芸そのものだ。能楽論の新地平を拓く快著!
世阿弥が大成した能とはどんな身体芸術だったのか。時間と空間のその時々において新たに変化生成する能は、世阿弥が創りあげた能表現とどう切り結ぶのだろうか。それを面や装束、橋懸かりの記号的な意味、序の舞の身体、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、さらには世阿弥の言葉「花」「離見の見」「幽玄」の真の意味などからとらえなおす。世阿弥が創造した演劇空間としての「現在」に肉薄し、能の見方に新たな地平を拓く。著訳者プロフィール
目次
面 仮面と身体
序の舞 テキストの空白
一調二機三声 「声」のメカニズム
装束 モードの体系
観世寿夫 私の記憶のなかで
2 テキストへ
橋 都市への回路
夢 メタ・ドラマ論
物狂い 子供の領分
修羅 「死」のナレーション
「源氏物語」 解体論
3 世阿弥へ
幽玄 中心としてのセクシャリティー
離見の見 ホリゾントの不在
男時・女時 「都市」の感覚能力
芸 人生論の書き方
花 メタファーの位階
あとがき
角川ソフィア文庫版へのあとがき
解説 渡辺 保