白隠 禅画の世界

白隠 禅画の世界

1,144円(税込)
発売日2016年03月25日

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  • ISBN コード : 9784044000219
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

風刺、パロディ、語呂合わせ!――自在な筆によみとく禅の心

一度見たら忘れられない独特の書画で国内外の注目を集める禅僧、白隠。ダイナミックでユーモラスなその禅画の世界には、臨済宗中興の祖として知られる名僧が絵筆に託した「言葉に表せない真理」が秘められている。タブーに切り込む幕府批判、仏教的主題のパロディ、観る者を絵の中へ引き込む巧みなトリック、そして慈悲の心――。白隠のメッセージを作品図版の分析から大胆に読み解き、時空を超えた叡智を浮かび上がらせる。

著訳者プロフィール

●芳澤 勝弘:1945年長野県生まれ。同志社大学経済学部卒業。花園大学専任職員、財団法人禅文学研究所主幹を経て、2015年3月まで花園大学教授、同国際禅学研究所副所長。白隠にかんする一般書の執筆だけでなく、『白隠禅師法語全集』(禅文化研究所)1〜14巻の訳註、漢文語録である『白隠和尚荊叢毒蘂』(禅文化研究所)2巻の訳註・現代語訳、『白隠禅画墨蹟』(二玄社)全3巻の編纂をおこなうなど、基礎資料の整備に取り組んでいる。

目次

はじめに
序章 白隠という人
第一章 富士山と白隠
第二章 キャラクターとしてのお多福と布袋
第三章 多様な画と賛
第四章 さまざまな仕掛け
第五章 南無地獄大菩薩――白隠の地獄観
終 章 上求菩提、下化衆生
 あとがき
 文庫版あとがき
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