天翔ける

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天翔ける

著者: 葉室 麟
1,760円(税込)
発売日2017年12月26日
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  • ISBN コード : 9784041057209
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 296ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 24.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

幕末の四賢侯の一人、松平春嶽を描く歴史長篇!

この男無くして、明治維新は無かった!

坂本龍馬、西郷隆盛も信頼を寄せ、唯一、旧幕府と新政府、両者で要職に就き時代を動かした幕末四賢侯の一人、
松平春嶽を描く歴史長編!

文久3年(1863)。
北陸の要・越前福井藩の家中は異様な緊迫感に包まれていた。
京の尊攘派激徒を鎮めるべく、兵を挙げて上洛すべきか否か。
重大な決断を迫られた前藩主・松平春嶽が思案をしている折、幕府の軍艦奉行並・勝海舟の使いが来ているとの報せがあった。
使いは浪人体のむさくるしい男だという。
名は、坂本龍馬。
彼の依頼を即決した上で、上洛についての意見を聞いた春嶽は――。

旧幕府にあって政権を担当し、新政府にあっても中枢の要職に就いた唯一の男、松平春嶽。
日本を守るため、激動の時代を駆け抜けた春嶽の生涯を描いた歴史長編!

著訳者プロフィール

●葉室 麟:1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。09年『いのちなりけり』と『秋月記』で、10年『花や散るらん』で、11年『恋しぐれ』で、それぞれ直木賞候補となり、12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。著書は他に『実朝の首』『橘花抄』『川あかり』『散り椿』『さわらびの譜』『風花帖』『峠しぐれ』『春雷』『山月庵茶会記』『蒼天見ゆ』など。いま最も注目される歴史・時代小説作家。
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