忖度社会ニッポン

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忖度社会ニッポン

880円(税込)
発売日2017年11月10日
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  • ISBN コード : 9784040821948
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 200ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 8.9 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

なぜエリートほど自己保身に走るのか。“暗黙の空気”に縛られる人の真実

「森友・加計」学園問題で話題になった忖度は、相手の意向を推し量り、先回りして満たそうとすることである。忖度する人の胸中には、自己保身欲求や喪失不安、承認欲求や何らかの見返りへの期待などが潜んでいる。忖度がはびこる日本社会の根底に横たわる構造的問題をあぶり出す。

著訳者プロフィール

●片田 珠美:広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学でラカン派の精神分析を学び、DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から探究している。『他人を攻撃せずにはいられない人』『プライドが高くて迷惑な人』『「正義」がゆがめられる時代』『拡大自殺 大量殺人・自爆テロ・無理心中』など著書多数。

目次

第1章 忖度社会
第2章 なぜ忖度するのか
第3章 なぜ日本では忖度がはびこるのか
第4章 なぜ忖度はなくならないのか  
第5章 対処法
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