うちの執事に願ったならば 8
1通の書留が執事の作業室から消えた――。大人気、上流階級ミステリ!
定価:
616円(税込み)
発売日:2019年12月24日
- ISBN コード : 9784041084380
- サイズ : 文庫判 総ページ数: 208ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●高里 椎奈:茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化される。
花穎だと思い駆けつけた衣更月だが、そこには誰もいなかった。
気の所為かと作業室に戻ると、たしかに机の上に置いておいた書留が1通なくなっていた。
短い時間の中で消えた手紙は誰が何のために持ち去ったのか。犯人は屋敷の中に――。
大人気、上流階級ミステリ!