地霊都市 東京第24特別区
ダークWEBのハッカーたちの 襲撃の陰で、街の意志が目を覚ます。
定価:
1,980円(税込み)
発売日:2020年08月26日
- ISBN コード : 9784041086414
- サイズ : 四六判 総ページ数: 320ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 18.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●嶺里 俊介:1964年、東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒業。NTT(現NTT東日本)入社。退社後、執筆活動に入る。『星宿る虫』で第19回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『走馬灯症候群』がある。
――大森望(書評家)
AI 防犯システム、対自然災害、IRカジノ――”理想の街(スーパーシティ)”を護り抜け。
最先端テクノロジーに警鐘を鳴らす、近未来ミステリー!
2020+年、オリンピック後の東京に新設された、対自然災害の実験都市・SC特別区。そこは未来の理想都市として、AIで完璧に管理されていたはずだった。そのオープン初日、安全管理センターの所長・神代は、街に仕掛けられた罠に気づく。街のセキュリティ突破には、ダークWEB上で巨額の懸賞金がかけられていたのだ。神代は、副所長の鷹宮やオペレーターたちと、カジノやITサミットを狙ったテロに対処していく。だが、その裏で謎の突然死がエリア内に多発していた……。
「まるでこの街に意思があって、機会があれば住民を殺しているみたい」