紅蓮浄土 石山合戦記

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紅蓮浄土 石山合戦記

1,980円(税込)
発売日2020年06月02日
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  • ISBN コード : 9784041090176
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 360ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 24.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

我が敵は織田信長──本願寺の間者となった少女は、戦国の世になにを見るか

「織田家の者を、一人残らず殺す。私はそのために、弥陀に生かされているのだと思います」

織田信長の伊勢攻めにより、家族を失った千世は、本願寺の間者集団の棟梁・如雲に拾われた。三年後、厳しい修行を乗り越え十六歳となった千世は、本願寺護法衆の忍びとなる最後の試練を生き抜いた。だが、本願寺の敵、織田弾正忠信長は、大坂本願寺の明け渡しを要求し、摂津まで侵攻してきていた。そして千世にはじめて戦いの命が下される──。

著訳者プロフィール

●天野 純希:1979年生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知大学文学部史学科卒業後、2007年に「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。そのほかの著書に『信長暁の魔王』『覇道の槍』など。新時代の歴史小説界を担う俊英として注目される。
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