海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声

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海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声

著者: 雨宮 周
638円(税込)
発売日2020年03月24日
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  • ISBN コード : 9784041091876
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

第5回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》作!やさぐれ弁護士×天才少女

弁護士・海棠忍は、しがない法律事務所で依頼に振り回される日々を送っている。
最大の悩みは、自らが後見人をつとめる十五歳の少女、黒澤瑞葉。
ずば抜けて聡明なのだが、事務所に入り浸って事件に首を突っ込もうとするのだ。

ある日、小学6年生の杉浦涼太が事務所を訪れ、三年前に事故死した祖父の遺品を取り戻してほしいと依頼する。
幼い記憶ではあるが、祖父は最も大切にしていた黒猫の絵を「自分が死んだら涼太に贈る」と約束していたはずで――?


【登場人物】
▼海棠忍:町の小さな法律事務所の主。目下の悩みは、自らが後見を務める少女・瑞葉が依頼に首を突っ込みたがること。数年前まで大手事務所で熱意ある仕事をしていたようだが……。
▼黒澤瑞葉:高名な推理小説作家の娘。十五歳にして大人顔負けの知識を持ち、高校入学を拒否する。事件に興味深々だが、事務所に出入りする理由は他にもあるようだ。

著訳者プロフィール

●雨宮 周:兵庫県出身。京都大学卒。2019年、『海棠弁護士の事件記録』で第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉を受賞。2020年同作でデビュー。
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