月と蛇と縄文人

月と蛇と縄文人

1,276円(税込)
発売日2020年04月24日

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  • ISBN コード : 9784044005788
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 368ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

知られざる縄文人の「精神性」に迫る――。旧来の考古学の常識を覆す快著!

なぜ、縄文人は死者を穴に埋めたのか? 縄文土器の文様は何を意味しているのか? 旧来の考古学では問われてこなかった縄文人の「精神性」を、シンボリズムとレトリックの観点で読み解く意欲作!

著訳者プロフィール

●大島 直行:1950年、北海道生まれ。東洋大学文学部史学科卒業。博士(医学)。現在、札幌医科大学客員教授。北海道考古学会会長、日本考古学会協会理事、日本人類学会評議員等も歴任。著書に『縄文人の世界観』『縄文人はなぜ死者を穴に埋めたのか』(国書刊行会)、共著に『対論・文明の原理を問う』(麗澤大学出版会)などがある。

目次

第一章 縄文人のものの考え方
  1 縄文の謎はなぜ解けない
  2 ユングとエリアーデ
  3 ネリー・ナウマンの象徴研究
  4 日本の考古学者の象徴論
  5 異分野からのアプローチ
  6 読み解きの鍵はシンボリズムとレトリック
第二章 縄文人のものづくり原理
 第一節 縄文土器は本当に鍋か
 第二節 土偶のワキはなぜ甘い
 第三節 石斧の色はなぜ緑なのか
 第四節 貝輪をはめるのはなぜ女性なのか
第三章 縄文人の大地のデザイン原理
 第一節 なぜ死者を穴に埋めるのか
 第二節 竪穴住居になぜ住むのか
 第三節 ストーンサークルはなぜ円いのか
 第四節 環状土籬は土木工事か
 第五節 貝塚はゴミ捨て場なのか
 第六節 水場遺構で何が行なわれたのか
 第七節 火災住居は単なる火事か
第四章 縄文人の神話的世界観
 第一節 縄文人の世界観
 第二節 月のシンボリズムの行方
 第三節 縄文文化の本質

解 説:若松英輔
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