読書と人生

読書と人生

924円(税込)
発売日2020年10月23日

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  • ISBN コード : 9784044005894
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 352ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

科学啓蒙家の顔を持つ寅彦の「読書論」「人生論」等29篇収録。

「科学者になるには自然を恋人としなければならない」(「科学者とあたま」)。科学啓蒙家でありながら、過度に科学を信仰する学徒を警めた寺田寅彦。大患を契機とした彼の随筆の転換であると共に、近代市民精神の発見ともなった「丸善と三越」をはじめ、「読書論(十章)」「人生論(十八章)」「科学に志す人へ」「アインシュタインの教育観」「『徒然草』の鑑賞」「『漱石襍記』について」等29篇を収録。
解説・角川源義、若松英輔

著訳者プロフィール

●寺田 寅彦:1878年‐1935年。東京生まれ(高知県出身)。熊本の五校で夏目漱石に英語を習う。東大物理学科を卒業し、ヨーロッパ留学後、東大教授。理化学研究所、東大地震研究所の研究員としても活躍。物理学者、俳人、随筆家。

目次

読書論(十章)
人生論(十八章)

案内者
学問の自由
読書の今昔
わが中学時代の勉強法
科学に志す人へ
科学者とあたま
一つの思考実験
ジャーナリズム雑感
レーリー卿
マルコポロから
アインシュタインの教育観
『徒然草』の鑑賞
人の言葉――自分の言葉

丸善と三越
鸚鵡のイズム
浅草紙
春寒

『左千夫歌集』を読む
『氷魚』を読みて
『地懐』を読みて
『あらたま』雑感
藤原博士の『雲』
『芭蕉連句の根本解説』に就て
岡田博士の『測候瑣談』
科学的文学の一例
『ギリシャとスカンディナヴィヤ』
『漱石襍記』について

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