亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

1,870円(税込)
発売日2021年07月14日

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  • ISBN コード : 9784041095553
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 336ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 21.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

異世界で、見知らぬ少女の母になる。どんでん返し×冒険エンタテイメント!

異世界で母になる。
不妊治療の末、離婚した「私」が見知らぬ少女の母になる――亜ノ国で。
【どんでん返し×異世界エンタテイメント!!】
第54回野間児童文芸賞作家 新作!

柏葉幸子原作『岬のマヨイガ』、2021年8月27日より全国ロードショー!

●あらすじ
不妊治療の末、夫が浮気相手と子どもを作り、離婚した塔子。帰った故郷で見つけた亡き祖父のトランクは、異世界への扉だった。魔力が支配する過酷な世界「亜ノ国」に飛ばされ、塔子は村の娘ムリュの世話係を任される。一目会ったときから、なぜかムリュに夢中になる塔子。六十年に一度城で行われる「六祝の儀」にムリュも参加するというが、それは少女たちが競い合う、命がけの儀式だった。塔子はムリュを守り、生き残れるのか。すべての母と娘に贈る感動の物語。


 「亜ノ国」で六十年に一度行われる、特別な少女「六祝様」を選ぶ儀式。
 村の領主の妻リフェは自分の野望のために、娘ムリュが選ばれるよう画策し、異世界からやってきた塔子にムリュの世話係を任せた。
「ムリュを泣かせないで。涙のあとをつけたまま城に行くわけにはいかない」
 塔子はうなずいて、ムリュのそばへしゃがみこんだ。スミレ色の瞳はもううるんでいる。
「ハリといいます」
と腕をさしのべると、ムリュは素直にすぐ塔子に体をあずけた。
 この日から、塔子にとってムリュは特別な存在となった。
 どんでん返し×異世界エンタテイメント!!

著訳者プロフィール

●柏葉 幸子:1953年6月9日生まれ。岩手県盛岡市在住。『霧のむこうのふしぎな町(原題:気ちがい通りのリナ)』で第15回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。『ミラクル・ファミリー』で第45回産経児童出版文化賞受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』で第54回産経児童出版文化賞大賞受賞。『つづきの図書館』で第59回小学館児童出版文化賞受賞。『岬のマヨイガ』で第54回野間児童文芸賞受賞。著作多数。

目次

1 百歳の人
2 家の中の石
3 まれ石
4 柳屋敷
5 準備
6 脅し
7 六祝の儀
8 竜の子
9 スズエ様
10 まれ石の時間
11 ジュタ
12 二人の小鬼
13 ムリュ
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