カドカワストア
すべて
一般文庫・新書
ライトノベル・BL・TL・新文芸
コミック・コミックエッセイ
文芸・ノンフィクション
ビジネス・資格・自己啓発・雑学・IT
美容・健康・料理・趣味・実用
学参・辞典・語学・児童書
雑誌・ムック
攻略本・TV・映画・タレント本
写真集・カレンダー・年賀状・その他
映像・音楽・ゲーム・ソフト
フィギュア・ホビー・アパレル
カード・その他グッズ
数量:
利用可能なお支払方法
平穏に読書したい薄紅に「後宮を去った皇后宮を連れ戻せ」と密命が下り!?
<次なる難事は、後宮を出奔した皇后宮を連れ戻すこと――!?>怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅の姫。中宮を狙う"鬼"の事件を落着させ、その昼の姿である末席の女房として念願の書司(ふみのつかさ)となった。
一方、静かに読書にふけりたい夜の薄紅の元には、願いと反して親しくなった晴明の孫・奉親(ともちか)が訪ねて来ては面倒に巻き込んでいく。
そんなある日、彼女は後宮の蔵書破損をきっかけに密命をくだされる。後宮を去ってしまった皇后宮を連れ戻せ――と。
後宮の祈祷も担う奉親とともに、この難題に挑むことに。物語知識を駆使するものの、皇后宮は断固として戻ることを拒否し……。
著訳者プロフィール
読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する。
目次
第一章 昔、后の難題に悩む女房ありけり
第二章 仏の御石の鉢も蓬莱の珠の枝も
第三章 二人の『伊勢物語』
第四章 ゆく蛍は月に帰る
かりそめの結び