終末のアリア

終末のアリア

著者: 辻 寛之
2,200円(税込)
発売日2023年08月01日

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  • ISBN コード : 9784041109090
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 400ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 132 × 188 × 25.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

新時代のテロと、「神」に護られた容疑者。本当の敵は、どこにいる――?

2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。
同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのか――。
奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭していた。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。
警察はテロ犯の疑いをもって赤星の身柄を拘束するも、その後に次々とサイバーテロが発生、取調室の赤星は「神の裁き」だと繰り返すばかりで犯人像はまったく掴めない。
首相官邸、防衛省、警察庁は一枚岩になりきれず右往左往、具体的な対策を打ち出せないでいるうちに、東京の電力供給がストップし、国民生活にも被害が及び始める。
大混乱の最中、追い打ちをかけるように北朝鮮のミサイル発射を知らせる警報が鳴る・・・・・・。
突如訪れた国家と世界の危機に、「平和の国」日本はどう立ち向かうのか。

著訳者プロフィール

●辻 寛之:辻寛之:1974年富山県生まれ。埼玉県在住。2018年、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。受賞作を改題したデビュー作『インソムニア』は、自衛隊の駆けつけ警護と日報問題をテーマに据えた社会派本格ミステリーとして、選考委員の篠田節子氏が激賞したほか、新聞紙上にて宮部みゆき氏も「必読の一冊」と評するなど、注目を集めている。

目次


宣戦布告     
テロリスト    
新・戦争論    
審判の日     
終末のアリア   
バベルの塔    
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