鎌倉仏教
鎌倉新仏教の「異端」の六僧の教えから、ウィズコロナの生き方を学ぶ。
定価:
1,870円(税込み)
発売日:2021年03月02日
鎌倉期は、天災や飢饉が頻発して「死」がむき出しになり、末法の世に突入した。鎌倉新仏教は異端として New normal を創造し、その後「正統」となった。「異端」の六僧の教えから今を生きる知恵を学ぶ。
- ISBN コード : 9784047037076
- サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 272ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 15.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●平岡 聡:1960年京都市生まれ。佛教大学文学部仏教学科卒業。ミシガン大学アジア言語文化学科留学。1960年、京都市生まれ。京都文教学園学園長・京都文教大学学長。専門は仏教学。佛教大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。京都文教大学教授を経て、2014年より現職。著書に『ブッダの大いなる物語』『法華経成立の新解釈』『大乗経典の誕生』『ブッダの処世術』など。
はじめに
序 章 昏迷の現代 ── 今なぜ鎌倉仏教なのか
第一章 専修の意味 ── オールインワンという視点
第二章 平安の仏教 ── 最澄と空海
第三章 栄西の仏教 ── 兼修禅
第四章 道元の仏教 ── 只管打坐
第五章 法然の仏教 ── 八種選択
第六章 親鸞の仏教 ── 信心
第七章 日蓮の仏教 ── 四箇格言
第八章 一遍の仏教 ── 名号一元論
終 章 異端の意義 ── 宗派仏教の未来
おわりに
引用文献ならびに主要参考文献