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発達障害の子どもとその親の不安を吹き飛ばし、楽に生きるための指南書
発達障害児向けの本として定番化している『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(2013)の続編ともいえる一冊。発達障害の子どもたちは、生まれつきの特性、不器用さ、衝動性などにより叱られることが多く、自己肯定感が低くなりがち。
そして子どもだけでなく保護者も、心の中が自分を否定する声で支配されてしまうこともあります。「ぼくはダメな子だ」「私はダメな母親だ」「将来きっと不幸になるに違いない」……こんなネガティブな心の声をいったん脇に置き、あるキャラクターのせいにすることで心が緩み、客観的に自分を見ることができます。
自分の特性、認知傾向を親子ともに客観的に把握した上で、心が軽くなる意識の持ち方を紹介しつつ、療育で注目されているABA(応用行動分析)のアプローチによる、問題行動の解決法や「できない」を「できた!」に変える具体的な言葉かけも紹介。将来への不安を解消できるように、発達障害当事者の話も盛り込んでいます。
【序章】 エゴキンマン必殺技チェック
【第1章】特性のある子を持って悩んでいるあなたへ
【第2章】特性のある子とHappyに暮らすための言葉かけ
【第3章】親子ともに自分らしく楽しく生きるために
【第4章】発達障害がある子へのサポートと将来
【まとめ】 発達障害があっても幸せに生きる方法
著訳者プロフィール
●有光 興記:関西学院大学文学部総合心理科学科教授。博士(心理学)、公認心理師。認知行動療法をベースに、不安の強い子や軽度発達障害児など生活面で問題をかかえる子へのソーシャルスキルトレーニン グを実践。著書に『自分を思いやる練習』(朝日新聞出版)などがある。
目次
【第1章】特性のある子を持って悩んでいるあなたへ
【第2章】特性のある子とHappyに暮らすための言葉かけ
【第3章】親子ともに自分らしく楽しく生きるために
【第4章】発達障害がある子へのサポートと将来
【まとめ】 発達障害があっても幸せに生きる方法