よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

2,090円(税込)
発売日2022年07月27日

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  • ISBN コード : 9784041121597
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 528ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 33.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

老人が語る、村を襲う「ひとでなし」の恐怖とは――三島屋シリーズ第八弾!

江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、風変わりな百物語をしていることで知られている。
語り手一人に聞き手も一人、話はけっして外には漏らさず、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」これが三島屋の変わり百物語の趣向である。
従姉妹のおちかから聞き手を受け継いだ三島屋の「小旦那」こと富次郎は、おちかの出産を控える中で障りがあってはならないと、しばらく百物語をお休みすることに決める。
休止前の最後の語り手は、商人風の老人と目の見えない彼の妻だった。老人はかつて暮らした村でおきた「ひとでなし」にまつわる顛末を語りだす――。

著訳者プロフィール

●宮部 みゆき:1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草子』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。
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