言いわけばかりの私にさよならを

言いわけばかりの私にさよならを

748円(税込)
発売日2023年11月24日

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  • ISBN コード : 9784041142028
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

空っぽだった私が、 もう一度自分を好きになれた。

■あらすじ
私だけだ、何も持っていないのは――。中学最後の大会で最悪なミスをして、大好きなバレーボールを辞めた鈴乃。高校は楽しいけれど、好きなものに夢中な友人達から取り残された気持ちになってしまう。そんな時、隆二先輩は「鈴乃ちゃんはもっと跳べる」と言葉だけでなく証明してくれた。ひたむきに努力する彼の言葉だから、信じることができた。だけど、先輩は人知れず絶望と闘っていて……。夢を追う2人の恋が爽やかな奇跡を呼ぶ物語。

■著者からのメッセージ
こんにちは、加賀美真也です。
この度は角川文庫さんから「言いわけばかりの私にさよならを」刊行させていただくことになりました。この物語は、挫折によって自らの才能や可能性を信じられなくなってしまった女の子が、ひたむきに努力する男の子と出会い、惹かれ、自分自身と向き合う物語です。彼女たちの行く末をあたたかく見守っていただけると幸いです。

著訳者プロフィール

●加賀美 真也:山口県在住。2018年『それでも僕らは夢を描く』にて、「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」青春恋愛部門賞を受賞してデビュー。作品に『死にゆく僕が、君に嫌いだと告げるまで』『明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた』『たとえ、僕が永遠に君を忘れても』『拝啓、嘘つきな君へ』(すべてスターツ出版)などがある。コミカルでテンポの良い物語の中に強いメッセージが込められており、10代の読者から圧倒的な支持を得ている。

目次

プロローグ
第一章 五センチの才能
第二章 先輩と私
第三章 もう一度
第四章 大会に向けて
第五章 絶望と約束
第六章 いつの日か
エピローグ

あとがき
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