ゴールデンタイムの消費期限

ゴールデンタイムの消費期限

902円(税込)
発売日2024年01月23日

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  • ISBN コード : 9784041143162
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 368ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

才能がない自分でも、生きている意味はあるのか――?

小学生でデビューし、スランプに陥っていた高校生小説家・綴喜文彰。また傑作を書けるようになると誘われ、あるプロジェクトに参加する。向かった山奥には、料理人、ヴァイオリニストなど5人の元・天才たちがいた。彼らのミッションとは、AI・レミントンの力を利用し、天才として世間に返り咲くこと――。借り物の才能で幸せになれるのか? 天才ではない自分に価値はあるのか? 等身大の悩みが胸に突き刺さる、共感必至の青春小説!

解説・桜庭一樹

著訳者プロフィール

●斜線堂 有紀:2017年に『キネマ探偵カレイドミステリー』(メディアワークス文庫)でデビュー。ミステリ的な仕掛けを駆使し切実な情感と関係性を描く作品を繰り出し、新進気鋭の作家として注目を浴びている。2020年『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)を上梓し、『ミステリが読みたい! 2021年版』国内篇で2位を獲得するなど高い評価を受けた。近著に『廃遊園地の殺人』(実業之日本社)、『愛じゃないならこれは何』(集英社)がある。

目次

プロローグ
一日目 天才たちの宴
二日目 天才たちの後夜祭
三日目 レミントン・プロジェクト
四日目 スポットライトの熱度
五日目 惑う参加者たちの問題
六日目 動機を辿る軌跡
七日目 天才たちの幕間会議
八日目 これからのための航路
九日目 返礼
十日目 黄金時代が灰になっても
十一日目 明日の前の日
エピローグ

解説 桜庭一樹
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