和本への招待 日本人と書物の歴史

和本への招待 日本人と書物の歴史

1,210円(税込)
発売日2023年12月22日
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  • ISBN コード : 9784044007973
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

神田神保町の老舗・誠心堂書店の店主が、豊饒な書物の歴史を解き明かす。

平安時代の『源氏物語』から、蔦屋重三郎が手がけた黄表紙をはじめとする草双紙、山東京伝の洒落本、歌麿や北斎の挿絵入り絵本。1300年以上の歴史を持つ和本は、日本人の知恵と美意識の結晶である。結び綴とも呼ばれる、組紐を使った大和綴。高度な製本技術を必要とし、数葉ずつ重ねて糸で縫う列帖装など、手にとって愉しめる伝統文化を、神田神保町の老舗・誠心堂書店の店主が丁寧に解説。豊饒な書物の歴史を解き明かす。

著訳者プロフィール

●橋口 侯之介:誠心堂書店店主。1947年東京都生まれ。上智大学文学部卒。1974年より和本・書道専門店の誠心堂書店で修業、84年より現職。著書に『和本入門‐千年生きる書物の世界』『続和本入門‐江戸の本屋と本づくり』(平凡社)など。

目次

第一章 千年前の『源氏物語』を復元する
第二章 中世の本づくりを担った人びと
第三章 売れる本づくり
第四章 世界的にも稀な江戸時代の出版形態
第五章 揺れ動く〈本〉と〈草〉
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