新版 都市空間の怪異

新版 都市空間の怪異

著者: 宮田 登
1,320円(税込)
発売日2024年01月23日

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  • ISBN コード : 9784044008055
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 336ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

みんなの不安に巣くう、都会派妖怪の正体に迫る!

千変万化する妖怪、そのイメージを作り出したのは、不安により膨れ上がる都市住民の想像力であったーー。大通りを闊歩する百鬼夜行、学校の暗闇に潜む女子生徒の幽霊、銀幕を跋扈する大怪獣。人が集まる場所にこそ妖怪あり! 民間伝承から都市伝説まで、江戸から魔都東京まで。時間も空間も乗り越える、遊び心あふれる宮田式妖怪地図を手に、都市怪異譚をたどる旅に出よう。小松和彦による解説「宮田登の妖怪論」収録。

著訳者プロフィール

●宮田 登:1936-2000。東京教育大学文学部卒、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。筑波大学歴史人類学教授、神奈川大学経済学部教授、国立歴史民俗博物館客員教授、江戸東京博物館客員教授、日本民俗学会会長などを務める。
研究テーマ:都市民俗学、妖怪研究、ミロク信仰、江戸研究
著書:『妖怪の民俗学』(1990岩波書店)、『ケガレの民俗誌』(1996筑摩書房)、『ミロク信仰の研究』(1970未来社)など

目次

第一章  妖怪と人間との交流
一 妖怪の音声
二 妖怪からのメッセージ

第二章  妖怪と幽霊
一 幽冥界
二 幽霊と妖怪
三 幽霊の描かれ方

第三章  都市と妖怪
一 都市の怪異
二 東京の魔所
三 異界との交流
四 鏡花と妖怪文化

第四章  近現代社会の妖怪
一 若者の霊魂観念
二 都市空間の妖怪

付  都市とフォークロア
一 ハヤリ神と祟り
二 都市の動物フォークロア
三 ホラーのルーツ
四 都市民俗の原理

解説 宮田登の妖怪論 小松和彦
文庫版解説 小松和彦
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