あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本

あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本

1,650円(税込)
発売日2024年02月01日

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  • ISBN コード : 9784048976978
  • サイズ : A5判 総ページ数: 176ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

慌てない、焦らない、あきらめないための、いちばんやさしい「がん入門書」

日本人が一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人。国民病と言われながら、その治療法について詳しく知らない人がほとんどです。
そこで、抗がん剤治療のパイオニアであり、「がんの総合内科医」として、検査の相談から治療方針の決定、緩和ケア、治療費の助成アドバイスまで、
日々、患者の生活の質を支える医療を実践している勝俣範之氏が、「いちばんやさしい、がんの入門書」をまとめました。

納得する治療を受けるための病院選びから、チーム医療の医師やスタッフとのコミュニケーションの取り方、
ステージによって変わっていく治療の目的、代替医療、緩和ケアについてなど、
患者と家族が最も知りたかったこと、知らなかったことまで、丁寧にわかりやすく解説します。

特に、第5章では、治療と仕事の両立の工夫や、治療費を助成する公的制度、ことに「障害年金」の申請方法まで徹底的にガイド。
がんと診断されても、焦らず、慌てず、諦めないための、すぐに役立つ、決定版です。

著訳者プロフィール

●勝俣 範之:日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、部長、外来化学療法室室長。1963年山梨県富士吉田市生まれ。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、国立がんセンター中央病院内科レジデント、内科スタッフ。2004年ハーバード大学生物統計学教室に短期留学、ダナファーバーがん研究所、ECOGデータセンターで研修を受ける。その後、国立がんセンター医長を経て、現職。日本の抗がん剤治療のパイオニア。日本臨床腫瘍学会指導医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。

目次

第1章 がんの診断で確認する大事な3つのこと
1−1 がんと共存しながら生きていく がんは増ええているが なっても諦めない
1−2 がんの疑いから確定診断までは長い がんが確定するまでの検査と流れ、そして告知
1−3 がんの確定診断を聞きに行く がんの診断で確認したい3つの大事なこと
1−4 確定診断にのぞむときの準備と心がまえ 信頼できる人と一緒にメモや録音の準備をして
1−5 多くの患者さんが質問する「がんの原因」とは  など

第2章 納得する治療を受けるために
2−1 患者さんと医師が意思決定を共有する やり直しができないからがん治療は最初が大事
2−2 専門家や患者さんがワンチームの治療 現在のがん治療はチーム医療が基本
2−3 3つの要素で構成される最善の治療 根拠に基づいた医療でより良い治療を目指す
2−4 治療についてもっと知りたいときに 医師との上手なコミュニケーションとは
2−5 納得のいく病院で治療を受けたい 確定診断を受けた病院で治療する決まりはない
2−6 診断や治療方針について確認したいとき セカンドオピニオンで別の医師に意見を聞く
2−7 病院選びのチェックポイント など

第3章 標準治療が世界的に最善で一流の治療法
3−1 最も効果が期待できるのは保険適用の「標準治療」
3−2 3大治療の最適な組み合わせが標準治療 標準治療は患者ごとのカスタムメイドで行われる
3−3 がんの3大治療 1、手術 
3−4 がんの3大治療 2、放射線治療 
3−5 がんの3大治療 3、薬物療法(抗がん剤治療) 
3−6 抗がん剤の副作用について など

第4章 診断の直後から同時進行 緩和ケア
4−1 がんにともなう心身の痛みを和らげる 緩和ケアは、がん診断の直後から始まる
4−2 どこで緩和ケアが受けられるか 
4−3 患者の家族も緩和ケアの対象  など

第5章 治療費と仕事のおトクな公的制度とサービス
5−1 仕事か治療かの二者択一ではない がんになったからといって仕事は辞めないで
5−2 がんの治療費は高額になっている 公的制度をとことん利用する準備を
5−3 1か月の医療費には上限が設定されている 一定額以上は戻ってくる高額療養費制度
5−4 治療・入院費のほか通院のための交通費も対象 確定申告の医療費控除でさまざまな費用を取り戻す
5−5 途中で出勤しても通算でもらえる 会社を休職したら傷病手当金を
5−6 65歳未満でも働きながら年金がもらえる 診断から1年6か月異常経過していたら障害年金  など
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