親のこと、もっと知りたい!インタビューノート Presented by カータン

親のこと、もっと知りたい!インタビューノート Presented by カータン

子が親にインタビューする
新しいカタチの
エンディングノートが出来ました!
ブロガー カータンです。
こんにちは。ブロガーのカータンと申します。
1967 年生まれで、小学校5年生から中学3年までを台北で過ごしました。ずっとエッセイストを志していて、客室乗務員になればそのネタをもとに素敵なエッセイが書けるかもしれない!という大学時代の思いつきで、外資系航空会社のCAとなり、7年間の勤務の後に退職。その後は子ども2人を育てながら、2007年3月に『あたし・主婦の頭の中』というブログを開始しました。
もともとは低体重児として生まれた次女の出産経験を書き記そうとしていたのですが…いつしか、人を笑わせることに注力。気がつけば月800万PVのブログとなり、今に至ります。

ここ数年は、高齢な親との生活や介護のことなどを記すことも増えてきました。
そんな親との日々をつづった『健康以下、介護未満 親のトリセツ』と『介護ど真ん中!親のトリセツ』という2冊の本を出版しました。
意外と知らない?親のあれこれ。
インタビューノートで再発見
そしてこの度、『親のこと、もっと知りたい!インタビューノート』を作りました。
これは『健康以下、介護未満 親のトリセツ』を出版した際に対談した、認定介護福祉士の松川春代さんからの「介護やその後にも役に立つので、ささいなことから大切なことまで親にインタビューするといいですよ」というアドバイスがヒントになっています。そもそも“エンディングノート”ではない“インタビュー”という発想が目からウロコでした。そこで、わたし自身も父にインタビューをしてみたのですが、それがとても楽しく有意義だったのです。

その時はレポート用紙に走り書きして残しておいたのですが、後に父が亡くなって、あらためて読み返してみると、ほのぼの&じんわりとした気持ちが湧き上がってきて「あぁ、ちゃんとしたノートに書いておけばよかったな」と後悔したのが、このノートを作ろうと思ったきっかけです。

このノートを作りたいと思った理由がもう一つあります。わたし自身も子どもたちに、自分のことをしっかりと伝えておきたいなと、父にインタビューしたときに感じたからです。
わたしが父にインタビューした時は年老いた親に、気になっていてもあえて聞かなかった(聞けなかった)こともたくさんありました。
50、60代の元気で冷静な判断ができるうちに、子どもに自分の意思を伝えておくことも大事なことだと思っています。
だから、わたしたち世代にもぴったりのノートを作りたかったのです。

“エンディングノート”というと、どうしても終わりに向かっているイメージがしちゃいますけど、“インタビューノート”といえば、聞かれる人が主役の輝かしい感じがしますよね。このノートをきっかけに、親へのインタビューという形が根付くといいな、と思っています。
わたし自身が親への
インタビューをして感じたこと
親へのインタビューをすすめられて、最初は「え?」なんて思っていたのですが、その話を姉にしてみたら「おもしろそう!やってみようよ!」と言われ、ふたりで父にインタビューをしました。

驚くことに、父はとても喜んでくれました。きっと自分にスポットライトが当たっていることがうれしかったのだと思います。楽しげにいろいろと話してくれました。
「有名人になったみたいだなー。」なんて言いながら…、あれやこれや2時間以上は話しました。合間にわたしたちの話しも織り交ぜながら、楽しい時間が過ごせました。

好きな国とか、好きな食べ物とか、好きな女性のタイプとか、想像がつくこともありましたが、それもあらためて親の口から聞くと「へぇー」となったり、知らなくてびっくりすることもあったりして楽しかったです。そして、その流れでお墓のことや預貯金のことなど大切なことも、すっとスムーズに話してくれたのです。このインタビューという形が親子のコミュニケーションを円滑にしてくれたのだと思います。

ハードルの低いささいなことから対話を始めると、大切なことも聞きやすくなることをわたし自身の経験から感じたので、ノートの構成は楽しく対話できるインタビュー項目から始めています。
サイン帳みたいに楽しく、
聞きやすく、答えやすく。
このノートでこだわったこと。
親の歴史や、今好きなことなどを聞くページは、かしこまった感じではなく、思春期の女の子のサイン帳みたいに、一問一答でポンポン聞いて、ポンポン答えられるような形を意識しました。ちょっとゲーム感覚で進められるおもしろくて楽しいページにしています。親の歴史をまとめられる「親年表」も作れるようにしました。

質問も、親子の対話が生まれてくれることを意識して考えました。
「サイン帳みたいな」と表現をしたのは、「聞いてもらいたいけど、自分からは話さないこと」を聞き出したいと思ったからなんです。
後半では、終末医療への意思や葬儀の希望、相続の話など大事なことを書き留められるようにしました。

表紙も、カバーにはわたしのイラストが描いてあるのですが、わたしのイラストはちょっと個性的なので(笑)、外すとシンプルで使いやすいデザインになるようにしています。

また、一度にすべてを聞ききれない時に、どこまで進んだかを把握できるよう挟んでおける「特製クリアしおり」をカドカワストアでの注文特典としてお付けしています。
幅広い世代に「インタビューノート」を使ってほしい!
高齢な親御さんがいる方たちにはもちろんですが、わたしたち50代そして60代の方にも、子どもや大切な人に意思や大事なことを伝えるためにも使ってほしいと思っています。今までの自分、これからの自分を見つめなおすためにも、自分がしっかりとしていて冷静に判断できる今こそ、終末医療の意思とかお金の話しなども伝えておくほうがいいのではないでしょうか。

たくさんの方がこのノートを使って親子の会話を楽しみつつ、大事なことを伝えてい
ってくれることを願っています。

カータン

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