2016年版からみなさんにお届けしている「ワークライフスタイル手帳」。
おかげさまで、10冊目となる2025年版も発売の運びとなりました。
こんなにも長い間、みなさんにご愛用いただけていることを、本当にうれしく思います。
この「ワークライフスタイル手帳」は、私自身の「こんな手帳があったらいいな」という希望をすべて叶えた、理想の手帳です。
過去の９冊を見返していくと、そのときどきのできごとや願い、ひらめき、やってきたことがさまざまに記録されています。
「このとき願っていたこと、もうだいぶ前に叶えているな……」「この夢ももう現実になっている！」と思うことがとても多く、この手帳とともに成長してきた自分を感じます。
そしてそれは、これまでお使いくださっているみなさんも、きっと同じではないでしょうか。
「ワークライフスタイル手帳」は、使いやすさはもちろん、面白いほど夢を叶えてくれる手帳でもあります。
今回、はじめて「ワークライフスタイル手帳」のご購入を考えてくださっている方も、引き続きご愛用くださる方も、この手帳によって、より一層幸せな2025年を過ごせるよう祈っています。

2025年版の「ワークライフスタイル手帳」は、これまでと大きく変わったことがひとつあります。
それは、カバーの「素材違い」をご用意したことです。
例年は同じ素材のものの色違いを２種類ご用意していたのですが、2025年版は、色と素材の両方が違う２種類にしました。
たくさんあるサンプルのなかから、私が気に入ったもの、かつ、みなさんにも気に入っていただけるような素材、カラーをセレクトしています。
カバーを決めるにあたって意識していたのは、「かわいい」プラス「大人っぽさ」。
シンプルで飽きのこない「大人っぽさ」も大事だけど、「かわいさ」も捨てがたい。
ですからそれを意識して、１色は、落ち着いたピンクでシワのような加工がされた素材が、手に馴染むものを。
もう１色は、大人っぽさを感じるホワイトを選んでいます。
こちらは、バッグのシボ感のような触っていて楽しい素材です。
どちらも上品さとともに、かわいらしい雰囲気も残した仕上がりになっているので、とても気に入っています。
どちらにしようか迷ってしまわれそうですが、ご自身の普段のファッションに合わせたり、より好みのものをお選びいただけたらと思っています。

例年お伝えしていることですが、私は手帳のサイズにとてもこだわりがあります。
常に軽やかに日常を過ごしたいと思っているので、私が持ち歩くバッグは小さいものばかりなんですね。
ですから手帳も、ミニバッグでも無理なく入る、コンパクトなものが理想的。
「ワークライフスタイル手帳」は、１冊目からこのこだわりを貫いて、薄く軽く、持ち運びやすいサイズにしています。
それでいて、中面は予定や願いをたくさん書くことができるので、あなたらしくたくさんの夢を書き込んでいってくださいね。

「書く」ための手帳ですから、パッとしっかり開ける、特殊なかがり方にしているのも、お気に入りのポイントです。
手帳は、内側の部分にも書き込むことが多くありますので、開きが悪いと不便なんですよね。
「ワークライフスタイル手帳」は、そういった面でも使いやすい工夫がされているので、自信をもっておすすめできます。
また、紙質にもこだわっていて、どんなペンでも引っ掛かることのない「書きやすい紙」を使用しています。
目にやさしいクリームがかった紙色と、やさしく上品なピンクの刷り色は、かわいらしいだけでなく見やすいので、書くこと自体を楽しめると思います。

また、2025年版の「ワークライフスタイル手帳」から新たに追加したことがあります。
それは、カレンダーに一粒万倍日と天赦日をプラスしたことです。
人生を変えたり、新しい一歩を踏み出すためには、何かを始めることが絶対に必要だと思うのですが、日常のなかで「この日に始める！」と決めるのは、なかなか難しいですよね。
結果、気持ちはあっても始めずに終わってしまうこともけっこうあると思います。
そんなとき、一粒万倍日などの吉日がカレンダーに書かれてあると、「この日から始めてみよう！」というきっかけになりますよね。
そこで、この手帳がよりみなさんの背中を押すきっかけになればという願いを込めて、マンスリーとウィークリーの両方に、♥で一粒万倍日を、♡で天赦日を記載しました。
一粒万倍日や天赦日は、その日に始めたことが何倍にも成長すると言われている日。
とくに、一粒万倍日と天赦日が重なる日は最強開運日と言われています!!
吉日のパワーも借りることができるので、気持ちよくスタートが切れるように思います。
それは、大きなことでなくても、新しいお財布を下ろす日とか、新しいものを使う日としていただいてもいいと思いますし、私自身は、新商品のリリースや告知をする目安にしたいと思っています。
どんなことも、基本的には自分がしっくりくる日にスタートさせるのでいいと思いますが、「この日にスタートしたらいい結果になりそう」「いい気持ちで始められそう」と思うことが大事なので、みなさんにも参考にしていただけたら幸いです。

マンスリーカレンダーは、私は基本的に予定を管理するためのものとして使っています。
そのため、「ワークライフスタイル手帳」では、マンスリーページの１日の予定を書くスペースに罫線を入れて、行ごとにおおまかな時間軸を兼ねるようなデザインになっています。
たとえば午前中に予定があるときは、スペースのなかの上のほうに予定を入れ、夜に予定があるときには下のほうに書く、という感じです。
１日のスペースに予定が収まりきらないときや、「〜日までにやる」というようなおおまかなスケジュールについては、左側のフリースペースに書き込むようにしています。
マンスリーカレンダーで予定管理をすることで、忙しい週や比較的余裕のある週などもひと目でわかるようになりますので、１ヶ月の予定も立てやすいと思います。

私はスケジュールをマンスリーカレンダーで管理していますので、ウィークリーのページは、日記のような使い方をしています。
その日に起こったできごとや、それについてどう感じたか。
また、それらのことを踏まえて、これからどういうふうにしていきたいかといったことを、思いついたときに書くようにしています。
ウィークリーページを活用するときに私が意識しているのは、ただその日のできごとをなんとなく書き残すのではなく、そのときに「どう思ったか」や、「結果、これからはどうしたいか」を合わせて書き残すこと。
願いを叶えるためには、「どうしたいか」を書くことがとても大事だからです。
私自身はそういった使い方をしていますが、ウィークリーページでスケジュールを管理したいという方もいらっしゃると思いますので、バーチカル的にも使えるように、時間も記載されたレイアウトにしています。
また、見開きごとにチェックボックス入りの「TO DOリスト」もありますので、その週の課題を書いていただいたり、「今週はこれをやりたい！」という「WANT TO DOリスト」にしていただいても素敵です。
どんなささいなことであっても、「こうしたい！」と思ったことをコツコツ叶えていくことで、理想の人生に近づいていきます。
みなさん自身の「こうしたい！」という気持ちを取りこぼさないように、このリストスペースを活用していってくださいね。

そして、ウィークリーカレンダーのページに掲載されているひと言メッセージは、これまでお使いいただいているみなさんからも大好評をいただいている、この手帳のポイントです。
このメッセージは、これまで私が綴ってきたブログや書籍から、みなさんに改めて届けたいと思う言葉を抜粋したもの。
この手帳は、みなさんがご自分の「好き」を明確にし、やりたいことを整理して書き込んで、実行するためのものです。
私は、それを日々続けていただくだけで、思ったとおりの人生になると考えています。
そのためにも、楽しいことや好きなことを前向きに考えるのはとても大切です。
このウィークリーメッセージには、みなさんの気持ちを上げていけるような言葉を選んで掲載していますので、行動の指針にしていただけたらうれしいです。

「ワークライフスタイル手帳」の後半には、「１年後になりたい私」と「新月の願いごと」を書くページがあります。
「1年後になりたい私」が決まっていたら、それに向かってこの１年を過ごすことができますよね。
また、エネルギーが高まる新月の日は、願いごとを書き出すのに適した日と言われています。
このページを使って、１ヶ月に１回、自分の理想を洗い出す作業をしていただくと、「私、いまこれを叶えたいんだ！」と、願望が明確になります。
自分は何を欲していて、何を求めているかがわかるので、次の行動に繋げやすくなるのです。
実際にこのワークに取り組んでくださっている方から、「ここに書いていた願いが、いつの間にか叶っていました！」といううれしいご報告もたくさんいただいています。
新月のパワーを借りて、ぜひやってみてくださいね。

ノートなどにもともと「書く」習慣がある方はいいのですが、そもそもそういった習慣がないという方もいらっしゃいますよね。
先にもお伝えしたように、私はこの手帳のウィークリーページは日記のような感じで使っていますし、みなさんにもそれをおすすめしています。
スケジュール管理はマンスリーページでOKという方には、ぜひこのページをメモ代わりに、「今日やりたいこと」「今日気がついたこと」「今日はこんな日だった」ということを書いていただけたらと思います。
なぜかというと、自分の想いや気持ちを書き出して可視化すると、客観視できるようになるからです。
書くことで、頭のなかでぐるぐると考えているよりもずっと、「自分はどういうことを考えていて、何が欲しいと思っているか」がわかりやすくなります。
この９月に、新刊の『好きなことで稼げます。書くだけで「やりたい！」を仕事にできる本』が発売となったのですが、この本の主旨は「みなさんのなかにも、自分だけの才能の『ダイヤモンド』がある！」ということ。
ですが、そのダイヤモンドを見つけるには、自分で自分のことを知らなければなりません。
自分は本当は何を考え、何を求めているのか……。
それは、急にワークをやってみても、１日２日ではよくわからないかもしれません。
ですが、毎日書くことによって、確実に自分の気持ちがわかるようになります。
ですから、このウィークリーのページにいろいろ書き綴っていただくのがおすすめなのです。
新刊をお読みいただいたうえでこの手帳をお使いいただくと、相乗効果でよりみなさんご自身の才能が磨かれ、好きなことで生きられる方向に進んでいくと思いますので、よろしければご購読くださいね。

毎日書き続けることは難しいと思うかもしれないのですが、習慣にしてしまえば、意外とすんなりできるものです。
私自身も、ノートや手帳に書いていないと、自分の言葉がすんなり出てこなくなるんですね。
しっかり毎日書いているときのほうが、書籍などのお仕事でも、スラスラ執筆できるのです。
それは、みなさんに伝えたいことの大元である、私自身の気持ちを手帳やノートに書いて、整理できているからだと思います。
なので、とくに「人に何かを伝えるのが苦手」という方は、まずはこの手帳に書いてみてください。
自分の気持ちを知り、整理することによって、きっと伝え上手になりますから。
私は書くことを仕事にしていますので、朝、ノートや手帳に書いたことをブログに書く、という形でも使っていますが、これからご自身の思いを発信していきたいという方にも、とてもいい使い方だと思います。

先日発売した書籍『好きなことで稼げます。 書くだけで「やりたい！」を仕事にできる本』では、「自分が本当にやりたいことを見つけて、それを仕事にする」ということをお伝えしているのですが、その「本当にやりたいこと」を見つけるのが、じつはすごく難しいんですよね。
「本当にやりたいこと」とは、心の底の、魂から湧き出るような願いなのですが、周りから評価されることや儲かりそうだなと感じたことが「やりたいこと」にすり替わっている場合も多くあります。
本当は求めていないことを「本当にやりたいこと」だと勘違いしてしまっている場合、がんばってもなかなか叶わないと「うまくいかない」「苦しい……」となってしまいますし、逆に「叶った！」「実現した！」と思っても、なんだか気持ちがざわざわするということがあると思います。
けれど、自分がやりたいと思っていることが心からの希望と一致していたら、そういったズレもなくなります。
そして、それを一致させるには、やはり手帳やノートで日々、自分がどう感じているかを自分に聞く以外にないのです。
ぜひこの手帳をお使いいただいて、ご自分の本当にやりたいことを日々掘り下げていただき、みなさんのなかのダイヤモンドを磨き続けていただけたらと思います。