このたび、『人生を輝かせる小さなノート 「なんとなくつまらない」と思っていた毎日が楽しくなる』という本を出版しました。仕事や家事、子育て、介護などに奮闘し、つい自分のことを後回しにしてしまっている皆さんに贈る初めての著書です。

朝晩３分、やりたいこと・思い付いたこと・面白かったことなどを小さなノートにメモすれば自分と対話する時間になり、人生の視点が変わって好転するという内容なのですが──。その朝晩のほんの数分、小さなノートの傍らに置いて欲しいのが、こちらの『キャンドル３個セット』と『キャンドルスタンド』です。ノートを書くという自分の中心にスムーズに入り込むための作業の手助けをしてくれると思うのです。

お部屋の電気を消して、キャンドルの灯の中にいるだけで、自然と感覚が研ぎ澄まされて自分に集中できます。自分を褒めてあげる時間なので、朝晩に限らずリラックスできる時ならいつでもOK。気が乗らなければノートは白紙でもOK。キャンドルを眺めているだけでもOK。皆さんの暮らしのお守りのような存在になったらいいな、との思いから開発しました。

今・未来・過去を灯す『キャンドル3個セット』と『キャンドルスタンド』について詳しくご紹介します。

赤いキャンドル「To Do ＆ For Joy」は、“今”に向き合うノートワークからついた名前です。朝、今日のタスクを書き出すだけじゃなく、自分を喜ばせることを予定に入れる。夜、一日を振り返って「グッジョブ！」と自分に声をかけてあげる。そんなときに灯してほしいから、自分への愛情と敬意を込めて、まるで神社の鳥居のような赤色にしました。幸運を運ぶというパワーストーン、カーネリアンもちりばめています。穏やかな気持ちになるレモンやホワイトティー等をブレンドした香りです。私自身、なぜか赤いキャンドルを灯すことが多かったのですが、それは神聖な心洗われるような時間になるからだったかもしれません。そんなことを意識してこのキャンドルを作りました。

ほんのりローズの香りがするキャンドル「金ノタネ」は、金箔や金粉、籾殻付きのお米が入っていて、それらがキラキラ舞い上がるように浮遊しています。このキラキラは、人生を面白くする“お楽しみの種”。
実は私、自分の周りにこういうキラキラが感覚的に見えるんです！　山あり谷ありの人生なのですが、それでも「いつも楽しそうだね」と言われるのは、キラキラが見えているからだと思うのです。
例えば先日、私は生誕２万日を迎えました！（パチパチパチ～）。日にちでカウントしてみると面白いでしょ？　みんなが気付かないことに気が付いちゃうの（笑）。天から舞ってくるお楽しみを一つ一つキャッチして、「面白い」って思えたら、毎日がご機嫌になる。幸せって、大きな出来事とか大きな成功の先にあるものじゃなく、自分の周りにキラキラとたくさん輝いているものなのですよね。
このキャンドルに火を灯す時、そんなキラキラにみなさんも気付いてほしい！そう思って作りました。

「時間旅行」に火を灯すと、グレーのキャンドルは温かみを帯びたパープルのようになり、3つのキャンドルの中で最も表情の変化を見せてくれます。
五行の運気を備え、負の力を浄化する力を持ち、地球のエネルギーを蓄えた富士山の溶岩石。それから、大地を象徴し、精神の安定をもたらすと言われているレッドジャスパーというパワーストーンが入っています。サンダルウッドをベースにしたウッディーな香りです。
過去に辛かったことも、今となっては宝物の経験になっているという気付きを大切にしてほしくて。過去の出来事を反省するのではなく自分の根っこに寄り添って、置き去りにしてきた言葉を小さなノートに書く。そんなとき、地球のエネルギーを感じるような灯の中にいたら、たくましく後押してもらえそうです 。

『キャンドル３個セット』は、今・未来・過去の３つのセット。なぜ３つ必要かというと、今の自分は過去があったからこそ存在していて、その先の未来まで繋がっているから、一つもおろそかにできないからなのです。

もう一つご紹介したいのが、ほっこりした風合いの陶器製「キャンドルスタンド」。 このキャンドルスタンドは茨城県笠間市の笠間焼の工房で、私のオリジナルデザインを熟練の職人さんに形にしてもらったものです。
上から見ると円、下の台座は五角形で、2種類の形が、異なるエネルギーを放っています。
五角形は、中国古来の自然哲学の五行に由来し、木・火・土・金・水が相互作用してバランスを取る、つまり安定や調和を意味しています。
円は始まりも終わりもない永遠の形、宇宙のイメージです。五角形と円で“ご縁”。自分とのご縁を思い浮かべて、キャンドルを置いてみてください。

キャンドルに限らず、お気に入りのアクセサリーや時計は勿論、まわりにあるものを置いてみるのもおすすめ。スタンドに飾ると、あれもこれも、自分はたくさんの大切なものに囲まれているということへの気付きが得られるはずです。このスタンドは言わば自分へのお供えものを置く台だと思ってください。
ある日の私はシメジを置いてみました…。夕方になると干からびていて時間の経過を感じました。三つ葉のクローバーを置いたら、ラッキーな四つ葉じゃなくても美しいと思いました。
それから印鑑の朱肉、髪の毛を巻くカーラー、トマトのヘタも置いてみました。石ころや紙くず、すごくよかった！
何の変哲もないようなものに宿る何かを感じ取れると、毎日が発見に満ちあふれていることに気が付きます。ものの見方を変える、頭が柔らかくなるトレーニングです。
ちなみに私は上下をひっくり返して、お花も生けてみました。
そして、何も置かない…。それもまたいいものです。
私の置いてみたもの、少しお見せしますね。
皆さんがどんな使い方を発見するのか、そして何を思うのか…。とても気になります。ぜひ教えてください（※）。

今の時代は、じっとしていても情報がどんどん入ってきて目も耳も大忙し。あまりに周りの声が大きすぎて、自分の声はいとも簡単にかき消されてしまいます。せめてキャンドルを灯している３分間は、自分に集中しましょう。 自分の中心に戻ることは、物事が望むように展開していく一番の近道です。

私は50年間、日記をつけてきました。続けられた理由の一つは、面白いからです。
小さい頃に「書く＝叶う」の法則を発見してしまったのです。例えば「夕食にハンバーグを食べて美味しかった」と、未来を予測して書く。まだ食べてないのにね。すると数日後にハンバーグが出てくるんです！面白いでしょ？

この本もまさにそう。セミナーに訪れた地で、せっかくだから贅沢してみようと豪華なフレンチを予約したんです。
予約フォームにお祝い欄とあったので、「出版祝い」と書いてみたのです。
本の出版の話なんて一つもないのに（笑）。そうしたらケーキが運ばれきて、そのうえ近くの席の方がワインをご馳走してくださって！
もうこうなったら！とエンジンがかかって、小さなノートに「こんな本にしたい」という構想や「お守りのようなグッズをつくりたい」なんて綴りました。
そして２週間後、驚くことにKADOKAWAから連絡をいただき、本の出版のお話やグッズの開発のご提案をいただいたんです！なんという奇跡でしょう！！

こんな風に書いたことが叶うのは、自分が自分の気持ちにフォーカスしているからではないでしょうか。
「自分を大事にしてほしい」というのが、私の一番の願いです。
「自己肯定感を高めよう」とか「そのためにこれをしよう」という思考は全部忘れ去って、キャンドルのゆらぎを感じながらぼーっとすることで聞こえてくる“自分の声”に耳を傾けてください。
そして、そこから生まれる面白い奇跡をどんどん叶えていきましょう！