この度、４年ぶりにKADOKAWAさんとのコラボ商品を発売させていただくことになりました。
今回お届けするのは、私のこだわりが目一杯詰まったオリジナルのトートバッグです。

みなさんご存知のように、私はカジュアルな格好をしていることが多いのですが、トートバッグは、きれいめの服に合わせても、すごく可愛いですよね。
普段の私らしいカジュアルなファッションにも、きれいめな服装にも、どちらにも合うものが欲しいなと思ったのが、今回のオリジナルトートバッグ誕生のきっかけです。

実際、これまでもトートバッグが欲しいなと思い、購入したこともあったのですが、既製品はどうにも使いにくかったのです。
ポケットがなかったり、スマホがバッグのなかで泳いでしまったり……。
中身を全部出さないと、必要なものがどこにあるかわからない、ということが度々あったのです。
そこで、自分にとって完璧な、使いやすいものが欲しいと思ってこのトートバッグを考えました。
みなさんとお揃いで持つことができたらいいなと思っています。

このトートバッグは、全面に大きく「MY LIFE IS MINE」というロゴをプリントしました。
「私の人生は私のもの」という意味のこの言葉は、以前からよく使っているフレーズで、私のスローガンでもある、みなさんに一番伝えたいメッセージなのです。

以前、自社ブランドで製作したオリジナルのデニムにも、ウエスト部分に刺繍で「MY LIFE IS MINE」と入れさせていただきました。
お使いいただくみなさんに、いつもこの言葉を心に置いていてほしいという願いを込めています。

カラーは、キャメルとグレージュの２色展開にしました。
この２色は、どちらも私の好みの色。両方とも、さまざまなファッションに合わせることができるのがうれしいポイントです。

こっくりしたキャメルの色合いは、どんなファッションにも合わせやすいですし、なにより可愛くておしゃれなので、まず最初にこの色をセレクトしました。

私は上下「白」のスタイルが大好きなのですが、ホワイトのお洋服に差し色としてこのキャメルを使うと、すごく映えますし、おしゃれ度が一気にアップします。

冬でも夏でも使えるオールマイティさもいいですよね。
デニムに合わせるとカジュアル度が増す一方で、上品さもあるので、白いワンピースなどフェミニンなファッションにも合うのではないかなと思っています。

グレージュは、私の好きな色であることはもちろん、みなさんも手に取りやすい色なのではないかと思って選びました。

リクエストとしても、「グレージュがいい！」というお声がけっこう多かったのです。
また、パーソナルカラーとして言われる「イエベ」「ブルベ」の両方の要素を持っているのがこのグレージュ。
ベージュが「イエベ」、グレーが「ブルベ」に当たるのですが、その両方の特徴を持っているので、どちらのカラー診断の方でもOKという汎用性の高さも魅力です。

こちらは、私は黒やグレーの服に差し色として合わせようと思っています。
また、赤やイエローなど明るいトーンの服を着ているとき、バッグも同じような華やかな色だとちょっとうるさい印象になりますが、このグレージュだとちょうどいいバランスになります。
デニムも含め、まさにあらゆるファッション、シーンで使える色なのではないでしょうか。

このトートバッグは、チャームやスカーフをつけて、オリジナリティを出すのもおススメです。
きれいめなファッションのときは、リボンのように細いツイリースカーフをちょっと巻くだけで、おしゃれ度が急上昇します。
そうなると、スカートなどに合わせる楽しみも増えますよね。
チャームも素敵ですが、サングラスをちょっと引っかけておくだけでもかっこいいと思います。

今回のこのトートバッグは、仕様も生地もデザインも、すべてにおいて私のこだわりを反映させました。

以前から私は、自分のオリジナルアイテムは国産であることにこだわっていましたが、このバッグももちろん日本の工場で作られたもの。
ハイエンドの有名ブランドなどを手がけている国内でも優秀な工場で、ひとつひとつ丁寧に縫製されています。

私のこだわりとして、肩からかけられるように「ショルダー」も付けました。

私はショート動画をよく撮るので、両手が空いていることが大原則。ですから、バッグはショルダー付きであることが絶対条件なのです。斜めがけすると、走るときも邪魔になりませんし、海外旅行など荷物が多くなりがちなときも便利です。

ショルダー自体も、しっかりした高級感のあるゴールド金具を使用していますので、バッグにつけているだけでおしゃれですし、かなり使い勝手のいいものになったと自負しています。

さらに、私が使うバッグに絶対に必要なのがポケットです。今回は、内側と外側の両方にポケットをつけました。

じつは私、お財布を持って歩かないのです。
小銭とクレジットカード1枚はカードケースに入れているのですが、お札はいつも、バッグの内ポケットにそのまま入れています。
お財布って、どうしても大きくなりますよね。私は重い財布がどうしても苦手で、このやり方に行きつきました。
ですので、この内側のポケットには、お札と領収書を入れて持ち歩いています。

また、意外と行方不明になりがちなのがチケットなのです。
チケットが必要なときに、「ポケットだったかな……？　財布？　カードケース？　どこ？」となった経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか。
でも、「チケットは、この内ポケットに入れる！」と決めていただければ安心です。

一方で、外側についているポケットは、スマホ用ポケットとしてお使いいただければと思います。
最近はスマホがお財布代わり、ICカード代わりという方もいらっしゃると思いますが、ここに入れておいていただけば、必要なときにサッと取り出すことができます。
いざというときに「どこに消えた～？」とならないように、このふたつのポケットをしっかり活用してくださいね。

そしてこの内ポケットには、「MY LIFE IS MINE」のメッセージロゴと、「Produced by Kaoru Watanabe」を合わせた織りネームをつけました。

ワタナベ薫のオリジナルグッズである、という証明でもありますが、私の名前にはなぜか運気や引き寄せ力を上げる力があるので、みなさんにもそれを体感していただけたらと思います。

外側にも大きくプリントされている「MY LIFE IS MINE」のフレーズは、バッグを開くたびに目に入るよう、内側のポケットの位置にもつけました。

外側のプリントで街を歩く人に見ていただき、内側のネームで持ち主ご自身にも意識していただけたらと思っています。

トートバッグといえば、大きなものを想像される方も多いと思いますが、このバッグは縦が20cm、横が25.5cmとかなりコンパクト。
ですが、横のマチが約13cmもあるので、見た目よりもずっとたくさんの物が入ります。

実際私も、ペットボトルや充電器、化粧ポーチから夏場はハンド扇風機まで、10個以上のアイテムを入れてお出かけしています。
また、ファスナーは動きも大事なので、YKKの「ビスロン」を採用しました。少し長めの仕様にしているので、物の出し入れがしやすく、たくさん収納してもしっかり閉まって中身が飛び出る心配がありません。

素材として使っているキャンバス地は、体操マットにも採用されるほどの強度を持つ、６号帆布です。
かなり分厚いのですが、その分しっかりとしていて、型崩れなども防げると思います。

とはいえ、「厚いとなると、重さはどうなんだろう……？」と気になりますよね。
じつはこのバッグ、本体はなんと、360gしかないのです！　持ってみると、見た目以上の軽さなのです。

取り外し可能なショルダーは単体で137gなので、一緒にすると500g近くにはなりますが、この生地の厚さでこの重量は許容範囲ですし、たくさん物を入れたり、多少乱暴に扱ったとしても破れる心配がないので、本当にありがたいなと思います。

いまは小さなバッグが流行っていますよね。
先日、銀座のブランドショップに行ったときも、店頭に置かれていたのは、みんなミニバッグでした。
小さいバッグは確かに可愛いのですが、結局物が入りきらず、サブバッグを持つことになってしまいます。
みなさんも、ミニバッグの補足としてショルダーバッグを持つことが、よくあるのではないでしょうか。
仕方がないとはいえ、それだとせっかくミニバッグでまとめたおしゃれ度が、半減してしまいますよね……。

ですので、やっぱり大容量でたくさん入れても大丈夫！　というおしゃれなバッグがあれば、それ１個で済みますし、絶対そのほうがいいと思います。

このトートバッグは、なんならお弁当箱も入りますし、さらにペットボトルも入れられます。
となると、娘さんにもお持ちいただいてもいいですし、母娘で色違いのものを共有して、その日のファッションや気分で取り替えても素敵だと思います。

カジュアルにもきれいめなスタイルにも、なんにでも合いますし、非常に使い勝手がいいので、年齢を問わずおススメできます。

そして、このバッグにプリントされた「MY LIFE IS MINE」──私の人生は私のもの、という言葉を日頃から目にすることで、やる気がふつふつと湧いてくると思います。

一生モノのバッグとして、使い込んでいくうちに、生地が擦れたり、多少汚れがついたりするかもしれませんが、それはいわゆる“味”というものなので、ぜひオリジナリティを楽しんで使ってみてくださいね。