- ISBNコード
- 9784047032804
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 126 × 189 × 0.0 mm
- 総ページ数
- 288ページ
殺生を日常とした武士が、信仰に求めたものは何か。武士の発生段階から鎌倉時代末期までの武士の姿を、絵巻物、説話集、記録などの諸史料から探り、殺生と信仰とのあいだで揺れる「武士」を描き出す。
〈目次〉
はじめに
序章 武士の群像
『男衾三郎絵詞』の構成 館の風景 ゆゆしき兵 武士の源流 宝物を求める武士
第一章 自立と従属
一、ゆゆしき兵の道と家
兵の三つの類型 兵の道と威 館の物語 兵の家と富
二、あさましき武士の成長
武芸と武士 あさましき武士 頼義と義家と 義家と武王
三、武士の転換
武士の習い 悪僧と習い 兵と在地領主 武士と兵
第二章 武家と武士
一、武家と武者の世
武家の成立 武者の世と武家 平氏政権と六波羅 内乱と兵
二、幕府と武士
東国の兵と頼朝 朝廷と幕府 幕府と武士 承久の乱と幕府軍制
三、武士が語る家の記録
小代氏の置文 小代兵の先祖の動き 武家と武士 幕府と武士
第三章 宝を求めて
一、盗人の大将軍
山賊の風景 盗賊と武士 『今昔物語集』巻二十九 盗賊の追補活動
二、盗人の悪心と悪僧
盗賊のイメージ 盗賊と発心 女盗賊と熊野の海賊 悪僧と盗賊
三、賊徒と悪徒
不敵の盗賊 強盗の棟梁、小殿 盗賊から悪党へ 賊徒と悪徒
第四章 信仰を求めて
一、武士の信心
修行者と武士 武士と信心 武士の発心 幕府と信仰
二、遁世と修行者
『発心集』西行の出家 出家の時代背景 武士と道心
三、狂惑のものと同者
館での対決 館の空間構成 館から都市へ 無住と道者
終章 武士の行方
『三人法師』 盗賊と兵 武士と盗賊 海賊の生態 『猿源氏草紙』
おわりに
〈目次〉
はじめに
序章 武士の群像
『男衾三郎絵詞』の構成 館の風景 ゆゆしき兵 武士の源流 宝物を求める武士
第一章 自立と従属
一、ゆゆしき兵の道と家
兵の三つの類型 兵の道と威 館の物語 兵の家と富
二、あさましき武士の成長
武芸と武士 あさましき武士 頼義と義家と 義家と武王
三、武士の転換
武士の習い 悪僧と習い 兵と在地領主 武士と兵
第二章 武家と武士
一、武家と武者の世
武家の成立 武者の世と武家 平氏政権と六波羅 内乱と兵
二、幕府と武士
東国の兵と頼朝 朝廷と幕府 幕府と武士 承久の乱と幕府軍制
三、武士が語る家の記録
小代氏の置文 小代兵の先祖の動き 武家と武士 幕府と武士
第三章 宝を求めて
一、盗人の大将軍
山賊の風景 盗賊と武士 『今昔物語集』巻二十九 盗賊の追補活動
二、盗人の悪心と悪僧
盗賊のイメージ 盗賊と発心 女盗賊と熊野の海賊 悪僧と盗賊
三、賊徒と悪徒
不敵の盗賊 強盗の棟梁、小殿 盗賊から悪党へ 賊徒と悪徒
第四章 信仰を求めて
一、武士の信心
修行者と武士 武士と信心 武士の発心 幕府と信仰
二、遁世と修行者
『発心集』西行の出家 出家の時代背景 武士と道心
三、狂惑のものと同者
館での対決 館の空間構成 館から都市へ 無住と道者
終章 武士の行方
『三人法師』 盗賊と兵 武士と盗賊 海賊の生態 『猿源氏草紙』
おわりに