- ISBNコード
- 9784043675067
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10 mm
- 総ページ数
- 256ページ
中国屈指の社会派詩人。その内面に美しさ、繊細さが光る!
杜甫は、「詩聖」と讃えられる中国詩上最も偉大な詩人。杜甫とは生き方も詩風も対照的で「詩仙」といわれた李白と常に並び評される存在です。若いときから各地を放浪し、現実の社会を見つめつづけた杜甫の詩は、古来、多くの日本人に愛誦され、文学にも大きな影響を与えました。有名な「兵車行」の詩をはじめ、農民の苦悩をうたう「石壕吏」など、主に長編の詩を辿り、繊細かつ詩情豊かな、杜甫の真の魅力を発見します!
目次
はじめに 福島理子
解説──杜甫の生涯と文学
長安浪人生活の歌
春日 李白を憶う
兵車行
京より奉先県に赴くときの詠懐、五百字
安禄山乱時の歌
春望
江頭に哀しむ
北征
安禄山乱後の作
曲江 二首 一 一片の花飛んで春を減却す
曲江 二首 二 朝より回りて日日に春衣を典し
九日 藍田の崔氏の荘
石壕吏
秦州雑詩 二十首(うち一首) 三 鼓角 縁辺の郡
乾元中に同谷県に寓居して作れる歌 七首(うち一首) 一 客有り 客有り 字は子美
成都草堂生活の歌
春夜 雨を喜ぶ
茅屋の秋風の破る所と為る歌
倦夜
絶句 二首(うち一首) 二 江は碧にして鳥は逾白く
楼に登る
<外字>州寓居の歌
旅夜に懐を書す
秋興 八首(うち六首) 一 玉露 凋傷す 楓樹の林
秋興 八首(うち六首) 二 キ府の孤城に落日斜めなり
秋興 八首(うち六首) 五 蓬莱の宮闕は南山に対す
秋興 八首(うち六首) 六 瞿唐の峡口と曲江の頭と
秋興 八首(うち六首) 七 昆明の池水は漢時の功なり
秋興 八首(うち六首) 八 昆吾 御宿自ら逶イたり
古跡に詠懐す 五首 一 支離たり 東北風塵の際
古跡に詠懐す 五首 二 揺落して深く知る 宋玉の悲しみ
古跡に詠懐す 五首 三 群山 万壑 荊門に赴く
古跡に詠懐す 五首 四 蜀主 呉を窺いて三峡に幸す
古跡に詠懐す 五首 五 諸葛の大名 宇宙に垂る
登高
湖南水上の歌
岳陽楼に登る
江南にて 李亀年に逢う
付録
杜甫略年譜
コラム 目次
瓢左翁の唱和
日本文学への投影
正岡子規への投影
萩原朔太郎と「北征」
蕪村・佐藤春夫への影響
芭蕉への影響
芭蕉の俳諧への投影
正岡子規の歌訳
芭蕉への影響
菅茶山の詩への投影
若山牧水の歌との類似
日本文学への影響
三好達治の詩への投影
島崎藤村への影響
芭蕉への投影
第八首の芭蕉への影響
子規の歌訳
土井晩翠の共感
島崎藤村への影響
日本文学への投影
解説──杜甫の生涯と文学
解説──杜甫の生涯と文学
長安浪人生活の歌
春日 李白を憶う
兵車行
京より奉先県に赴くときの詠懐、五百字
安禄山乱時の歌
春望
江頭に哀しむ
北征
安禄山乱後の作
曲江 二首 一 一片の花飛んで春を減却す
曲江 二首 二 朝より回りて日日に春衣を典し
九日 藍田の崔氏の荘
石壕吏
秦州雑詩 二十首(うち一首) 三 鼓角 縁辺の郡
乾元中に同谷県に寓居して作れる歌 七首(うち一首) 一 客有り 客有り 字は子美
成都草堂生活の歌
春夜 雨を喜ぶ
茅屋の秋風の破る所と為る歌
倦夜
絶句 二首(うち一首) 二 江は碧にして鳥は逾白く
楼に登る
<外字>州寓居の歌
旅夜に懐を書す
秋興 八首(うち六首) 一 玉露 凋傷す 楓樹の林
秋興 八首(うち六首) 二 キ府の孤城に落日斜めなり
秋興 八首(うち六首) 五 蓬莱の宮闕は南山に対す
秋興 八首(うち六首) 六 瞿唐の峡口と曲江の頭と
秋興 八首(うち六首) 七 昆明の池水は漢時の功なり
秋興 八首(うち六首) 八 昆吾 御宿自ら逶イたり
古跡に詠懐す 五首 一 支離たり 東北風塵の際
古跡に詠懐す 五首 二 揺落して深く知る 宋玉の悲しみ
古跡に詠懐す 五首 三 群山 万壑 荊門に赴く
古跡に詠懐す 五首 四 蜀主 呉を窺いて三峡に幸す
古跡に詠懐す 五首 五 諸葛の大名 宇宙に垂る
登高
湖南水上の歌
岳陽楼に登る
江南にて 李亀年に逢う
付録
杜甫略年譜
コラム 目次
瓢左翁の唱和
日本文学への投影
正岡子規への投影
萩原朔太郎と「北征」
蕪村・佐藤春夫への影響
芭蕉への影響
芭蕉の俳諧への投影
正岡子規の歌訳
芭蕉への影響
菅茶山の詩への投影
若山牧水の歌との類似
日本文学への影響
三好達治の詩への投影
島崎藤村への影響
芭蕉への投影
第八首の芭蕉への影響
子規の歌訳
土井晩翠の共感
島崎藤村への影響
日本文学への投影
解説──杜甫の生涯と文学