KADOKAWA Group

カドスト

シェアする:
X Facebook

名字の歴史学

デザイン: 角川書店装丁室
発売日
2004年03月19日
在庫なし
1,540
在庫がありません
ISBNコード
9784047033627
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
127 × 188 × 0.0 mm
総ページ数
192ページ
日本の名字の歴史を体系的に解明!
世界に例を見ないほど多種多様な日本の名字。歴史と文化に育まれてきた名字はどのように生み出され、現代に至ったのか。そのルーツをたどり、成立や特徴、そこに込められた日本人の想いを解き明かす。

〈目次〉
   はじめに

第一章 姓名は、天皇から賜わるもの
    一 氏族をたばねた氏姓制度
    二 天皇の権威を高めた賜姓
    三 戸籍を軸にした律令体制
    四 財政難が招いた臣籍降下
    五 源平藤橘の意味

第二章 名字は自分から名乗るもの
    一 史料で見る名字と苗字
    二 公家の名字、武家の名字
    三 惣領家の名字、庶子家の名字
    四 頼朝による源姓の独占

第三章 姓名と名字の存続を決めるもの
    一 賜姓によって行なわれる改姓
    二 ときの権力によって左右される名字の存続
    三 庶民が名字を名乗らなかった理由

第四章 実名の変遷
    一 さまざまな実名
    二 一族の絆を深める系字と通字
    三 天皇の実名は使えない
    四 一般庶民の名前

    あとがき