- ISBNコード
- 9784047034297
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 15.0 mm
- 総ページ数
- 208ページ
柳田が目指した民俗学とは――? 柳田民俗学の現代性を探る!
〈目次〉
プロローグ
第一章 『遠野物語』再考
物語の力
『遠野物語』の世界
鴎外の影
今西錦司の眼
桑原武夫が捉えた柳田像
周作人と「日本の祭」
第二章 家
子供は良く育ててくれる親の手に
固定されない「家」意識
家ぐるみで回想される人物像
「御先祖になる」
「へんろう宿」の世界
渋沢家の人々
第三章 民俗学が生む〈方法〉について
柳田国男に方法意識はあったのか
梅棹忠夫の捉えた柳田像
桑原武夫の方法
網野善彦のいとなみ
“その土地”からの探求心
郷土誌編纂を通して
外と内との往還
もうひとつの「方法」について
第四章 思想への態度
かたくなであること
「アジール」ではない環境
「転向者」の先駆除け石巻良夫
郷土への乾いた眼──石堂清倫(一)
誠実さが生む距離感──石堂清倫(二)
「真珠湾攻撃」を挟んで──羽仁五郎(一)
文体をめぐる一致──羽仁五郎(二)
“アジア民俗学”をめぐる攻防──浅野晃からのいざない
民俗語彙の思想
第五章 生活から生まれる論理
憲法前文を書く
戦時下の文学者としての柳田国男
「音」に弱い日本人
「本然の理法」
隠された名前
山川弥千枝
「教育と国語国策」
喜談日録
詩の精神
第六章 “モヤヒ”の思考
“モヤヒ”をめぐる方法
組織者・橋浦泰雄
“モヤヒ”はいつ始まったか
“モヤヒ”の試行(一)──絵画頒布会の企画
“モヤヒ”の試行(二)──絵画頒布会の終焉
“モヤヒ”の具体化
“モヤヒ”の仲間たち
戦後への成果
“モヤヒ”は国境を越えられるか
第七章 座談が捉えた思想像
「話」への情熱
座談という媒体
対談を終えて
過去への視座
「進歩・保守・反動」
「革命」としての柳田民俗学
「否定的媒介」の思想
再論される旧幕臣の人々
座談から見える柳田国男
第八章 漂泊と現代
現代の漂泊
漂泊者としての自画像
封印の時代を経て
新たな漂泊者を前にして
森崎和江の朝鮮(一)
森崎和江の朝鮮(二)
五木寛之の異郷体験
根無し草の群像
漂泊者として現代に生きる
あとがき
プロローグ
第一章 『遠野物語』再考
物語の力
『遠野物語』の世界
鴎外の影
今西錦司の眼
桑原武夫が捉えた柳田像
周作人と「日本の祭」
第二章 家
子供は良く育ててくれる親の手に
固定されない「家」意識
家ぐるみで回想される人物像
「御先祖になる」
「へんろう宿」の世界
渋沢家の人々
第三章 民俗学が生む〈方法〉について
柳田国男に方法意識はあったのか
梅棹忠夫の捉えた柳田像
桑原武夫の方法
網野善彦のいとなみ
“その土地”からの探求心
郷土誌編纂を通して
外と内との往還
もうひとつの「方法」について
第四章 思想への態度
かたくなであること
「アジール」ではない環境
「転向者」の先駆除け石巻良夫
郷土への乾いた眼──石堂清倫(一)
誠実さが生む距離感──石堂清倫(二)
「真珠湾攻撃」を挟んで──羽仁五郎(一)
文体をめぐる一致──羽仁五郎(二)
“アジア民俗学”をめぐる攻防──浅野晃からのいざない
民俗語彙の思想
第五章 生活から生まれる論理
憲法前文を書く
戦時下の文学者としての柳田国男
「音」に弱い日本人
「本然の理法」
隠された名前
山川弥千枝
「教育と国語国策」
喜談日録
詩の精神
第六章 “モヤヒ”の思考
“モヤヒ”をめぐる方法
組織者・橋浦泰雄
“モヤヒ”はいつ始まったか
“モヤヒ”の試行(一)──絵画頒布会の企画
“モヤヒ”の試行(二)──絵画頒布会の終焉
“モヤヒ”の具体化
“モヤヒ”の仲間たち
戦後への成果
“モヤヒ”は国境を越えられるか
第七章 座談が捉えた思想像
「話」への情熱
座談という媒体
対談を終えて
過去への視座
「進歩・保守・反動」
「革命」としての柳田民俗学
「否定的媒介」の思想
再論される旧幕臣の人々
座談から見える柳田国男
第八章 漂泊と現代
現代の漂泊
漂泊者としての自画像
封印の時代を経て
新たな漂泊者を前にして
森崎和江の朝鮮(一)
森崎和江の朝鮮(二)
五木寛之の異郷体験
根無し草の群像
漂泊者として現代に生きる
あとがき