元禄時代と赤穂事件
「徳川の平和」がもたらした泰平の歴史的意味を探る!
定価:
1,650円(税込み)
発売日:2007年03月27日
- ISBN コード : 9784047034075
- サイズ : 四六判 総ページ数: 272ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●大石 学:1953年生れ。東京学芸大学教授。日本近世史専攻。著書に『享保改革の地域政策』(吉川弘文館)、『新撰組の時代』(NHK出版)、『江戸時代新聞』(小学館)、『首都江戸の誕生』(角川選書)、『地名で読む江戸の町』(PHP新書)など多数がある。
〈目次〉
はじめに
第1部 元禄とは
一 「平和」「文明化」と江戸時代
二 幕政の試練
三 「泰平」の武芸者たち
四 元禄時代と赤穂事件
コラム(1) 元禄の発展
第2部 将軍綱吉と柳沢吉保
一 将軍綱吉の柳沢邸御成り
コラム(2) 異例の出世をした柳沢吉保
二 柳沢邸と前田玄長
第3部 赤穂事件の歴史的意味
一 高家と儀式
二 赤穂事件の経緯
コラム(3) 松の廊下事件と公文書の意外な関係
三 さまざまな義士論
コラム(4) 「忠臣蔵」として育った赤穂事件
四 創作された東海道四日市宿「四十七士休泊文書」
解説編──元禄時代研究の手引き
元禄時代年表
あとがき