- ISBNコード
- 9784043574193
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 7.5 mm
- 総ページ数
- 194ページ
うち続く天災と、源平争乱という大きな渦の中で生まれた無常の文学。
『方丈記』が書かれたのは、まさに源平の戦いの頃、武家の社会へと価値観が大きく変わり、天変地異が次々起こる不安な時代であった。著者の鴨長明は、葵祭で有名な下鴨神社の将来を約束された神官の子として生まれた。だが、ついにその座に就くことなく山里の小さな庵に隠棲し、混迷する都のさまを見つめつつ、この世の無常と身の処し方とを綴った。現代の我々にとって、スローライフを提唱する示唆に富んだ随筆でもある。
目次
はじめに
万物をつらぬく無常の真理
無常をさとす天災・人災
無常の世に生きる人々
過去の人生を顧みる
山中の独り住まい
わが人生の生き方
跋
解説
長明と『方丈記』──作者・作品の紹介
付録
『方丈記』探求情報
鴨長明略年譜
鴨長明二十代と都の災害
コラム
「無常観」と「無常感」
原文の読みかた──歴史的仮名遣いの発音
方位と時刻──戌の時ばかり、都の東南より、火出で来て、西北に至る
都市を焼き尽くす火災旋風
竜巻──藤田スケール
菊大夫こと菊ぼっちゃま
神道から仏教に宗旨替え?
隠者は半自由人
長明の自画像説話
「不請の阿弥陀仏」あれこれ
万物をつらぬく無常の真理
無常をさとす天災・人災
無常の世に生きる人々
過去の人生を顧みる
山中の独り住まい
わが人生の生き方
跋
解説
長明と『方丈記』──作者・作品の紹介
付録
『方丈記』探求情報
鴨長明略年譜
鴨長明二十代と都の災害
コラム
「無常観」と「無常感」
原文の読みかた──歴史的仮名遣いの発音
方位と時刻──戌の時ばかり、都の東南より、火出で来て、西北に至る
都市を焼き尽くす火災旋風
竜巻──藤田スケール
菊大夫こと菊ぼっちゃま
神道から仏教に宗旨替え?
隠者は半自由人
長明の自画像説話
「不請の阿弥陀仏」あれこれ