KADOKAWA Group

カドスト

シェアする:
X Facebook

妄想かもしれない日本の歴史

発売日
2011年02月25日
在庫なし
1,760
在庫がありません
ISBNコード
9784047034853
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
127 × 190 × 0.0 mm
総ページ数
232ページ
放埓な想像力を杖に「妄想」から日本の歴史を読み直す。井上流日本史幻視行
楊貴妃は日本人? 淀君は大坂城で死ななかった? 歴史の隙間に顔を覗かせる奇説・珍説の数々。放埒な想像力を杖に、正史に影のようにつきまとう「妄想」から日本の歴史を読み直す、井上流日本史幻視紀行!

〈目次〉
まえがき

第一章 英雄たちの夢の跡
   将門の首塚と丸ノ内
   「本当の義経は北海道に来たんです」
   大名におちぶれて
   信長は、どう「敦盛」を舞ったのか
   坂本龍馬が浮かびあがるまで
   西郷隆盛は西南戦争で死ななかった?
   血染めのハンカチが語るもの

第二章 あやかしども、魅せられて
   羊と田胡碑──埋もれた十字架
   「たんたんたぬき……」を、さかのぼる
   名古屋にシャチがあふれる訳

第三章 キリスト教とキリシタン
   高野山にキリスト教はとどいたか
   島原の乱は、原城の下にうめられた
   『沈黙』の読みかた

第四章 関東か関西か
   「弥生式」「弥生時代」に異議あり
   邪馬台国はどこにあったのか
   源頼朝が娘にたくした夢
   『吾妻鏡』の「関西」は

第五章 美男と美女の物語
   采女のさだめ
   美しいし外交官──日本を代表する男たち
   楊貴妃は熱田神宮にねむっている
   小野小町の美人力
   淀君は利根川に
   ハリスとブロンホフから、女の歴史が見えてくる

第六章 建築幻視紀行
   三内丸山遺跡が、さかりをすぎた時
   大阪の池上曾根遺跡に神殿はあったのか
   法隆寺に“エンタシス”があるという物語
   出雲大社に原形は
   やまあいの一乗谷遺跡に、市中の山居を見る
   安土城の天守閣を復元する
   八紘の塔は、戦後も生きのびて
   「大和」は、永遠に世界最大の戦艦である

終章 日本中世史のえがき方

あとがき