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平清盛と後白河院

発売日
2012年03月23日
在庫なし
1,760
在庫がありません
ISBNコード
9784047035041
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
127 × 190 × 15.0 mm
総ページ数
240ページ
剛の革命家と奇矯の帝。日本中世を切り拓いた二人の権力者の攻防にせまる。
〈目次〉
はじめに
第一章 初の接点 保元の乱
一 清盛の登場──池禅尼との葛藤
  清盛の参戦
  平氏一門の台頭
  若き日の清盛
二 想定外の即位──後白河の登場
  待賢門院の悲哀
  王者議定
  鳥羽院の死去
三 保元の乱の結末──信西の勝利
  乱の勃発
  後白河側の勝利
  真の勝者
第二章 清盛の勝利 平治の乱
一 信西と藤原信頼──文と武の対決
  後白河の譲位
  院御厩別当藤原信頼
  打倒信西
二 信頼の挙兵と滅亡──あさましきみだれ
  三条殿襲撃
  清盛の帰京
  信頼・義朝の最期
三 清盛の勝利──新たな武門の中心
  禍々しい処罰
  公卿昇進
  国家的軍事警察権
第三章 強調への道 後白河院政の成立
一 院政か親政か──アナタコナタ
  後白河院政派の壊滅
  二条親政と平清盛
  政界激震
二 再度の脱皮──摂関家領と大臣
  摂関家領の行方
  大臣昇進
  後継者重盛
三 高倉天皇の即位──強調の頂点と軋轢
  即位の波紋
  嘉応の延暦寺強訴
  建春門院の平和
第四章 重盛と成親
一 重盛の不遇──揺らぐ嫡男の座
  軍事指揮官重盛
  宗盛一門の台頭
  重盛の焦慮
二 藤原成親の活躍──白河院政の支柱
  野心家成親
  成親の活躍
  重盛の復権
三 政界の分裂──重盛の成親の人脈
  平氏と知行国
  重盛・成親の人脈
  人事をめぐる軋轢
第五章 権大納言惨殺 鹿ケ谷事件
一 安元の強訴──再度の泥仕合
  建春門院の死去
  安元の強訴と重盛
  動揺する王権
二 成親殺害──謀議と報復
  延暦寺攻撃計画
  成親・西光の殺害
  「平氏打倒」の謀議
三 重盛の死去──トク死ナバヤ
  鹿ケ谷事件と重盛
  重盛の死去
  重盛一門後退の影響
第六章 後白河院政停止
一 治承三年政変の勃発──後白河院政の否定
  清盛の蜂起
  破綻の背景
  新王権の確立
二 内乱勃発──後白河の「反撃」
  以仁王の挙兵
  「福原遷都」の失敗
  内乱の勃発と後白河院
三 遷都と内乱鎮圧体制──清盛、最後の戦い
  遷都と内乱鎮圧
  後白河院庁の再開
  平氏総官と首都改造
終章 闘いの決着
一 宗盛の選択──追討への固執
  清盛の死去
  宗盛の申入れ
  後白河の不信
二 平氏都落ち──後白河の裏切り
  後白河の脱出
  再起する平氏
三 平氏滅亡──戦いの終焉
  屋島陥落
  平氏滅亡
  大原御幸
  あとがき
  参考文献