- ISBNコード
- 9784047035041
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 15.0 mm
- 総ページ数
- 240ページ
剛の革命家と奇矯の帝。日本中世を切り拓いた二人の権力者の攻防にせまる。
〈目次〉
はじめに
第一章 初の接点 保元の乱
一 清盛の登場──池禅尼との葛藤
清盛の参戦
平氏一門の台頭
若き日の清盛
二 想定外の即位──後白河の登場
待賢門院の悲哀
王者議定
鳥羽院の死去
三 保元の乱の結末──信西の勝利
乱の勃発
後白河側の勝利
真の勝者
第二章 清盛の勝利 平治の乱
一 信西と藤原信頼──文と武の対決
後白河の譲位
院御厩別当藤原信頼
打倒信西
二 信頼の挙兵と滅亡──あさましきみだれ
三条殿襲撃
清盛の帰京
信頼・義朝の最期
三 清盛の勝利──新たな武門の中心
禍々しい処罰
公卿昇進
国家的軍事警察権
第三章 強調への道 後白河院政の成立
一 院政か親政か──アナタコナタ
後白河院政派の壊滅
二条親政と平清盛
政界激震
二 再度の脱皮──摂関家領と大臣
摂関家領の行方
大臣昇進
後継者重盛
三 高倉天皇の即位──強調の頂点と軋轢
即位の波紋
嘉応の延暦寺強訴
建春門院の平和
第四章 重盛と成親
一 重盛の不遇──揺らぐ嫡男の座
軍事指揮官重盛
宗盛一門の台頭
重盛の焦慮
二 藤原成親の活躍──白河院政の支柱
野心家成親
成親の活躍
重盛の復権
三 政界の分裂──重盛の成親の人脈
平氏と知行国
重盛・成親の人脈
人事をめぐる軋轢
第五章 権大納言惨殺 鹿ケ谷事件
一 安元の強訴──再度の泥仕合
建春門院の死去
安元の強訴と重盛
動揺する王権
二 成親殺害──謀議と報復
延暦寺攻撃計画
成親・西光の殺害
「平氏打倒」の謀議
三 重盛の死去──トク死ナバヤ
鹿ケ谷事件と重盛
重盛の死去
重盛一門後退の影響
第六章 後白河院政停止
一 治承三年政変の勃発──後白河院政の否定
清盛の蜂起
破綻の背景
新王権の確立
二 内乱勃発──後白河の「反撃」
以仁王の挙兵
「福原遷都」の失敗
内乱の勃発と後白河院
三 遷都と内乱鎮圧体制──清盛、最後の戦い
遷都と内乱鎮圧
後白河院庁の再開
平氏総官と首都改造
終章 闘いの決着
一 宗盛の選択──追討への固執
清盛の死去
宗盛の申入れ
後白河の不信
二 平氏都落ち──後白河の裏切り
後白河の脱出
再起する平氏
三 平氏滅亡──戦いの終焉
屋島陥落
平氏滅亡
大原御幸
あとがき
参考文献
はじめに
第一章 初の接点 保元の乱
一 清盛の登場──池禅尼との葛藤
清盛の参戦
平氏一門の台頭
若き日の清盛
二 想定外の即位──後白河の登場
待賢門院の悲哀
王者議定
鳥羽院の死去
三 保元の乱の結末──信西の勝利
乱の勃発
後白河側の勝利
真の勝者
第二章 清盛の勝利 平治の乱
一 信西と藤原信頼──文と武の対決
後白河の譲位
院御厩別当藤原信頼
打倒信西
二 信頼の挙兵と滅亡──あさましきみだれ
三条殿襲撃
清盛の帰京
信頼・義朝の最期
三 清盛の勝利──新たな武門の中心
禍々しい処罰
公卿昇進
国家的軍事警察権
第三章 強調への道 後白河院政の成立
一 院政か親政か──アナタコナタ
後白河院政派の壊滅
二条親政と平清盛
政界激震
二 再度の脱皮──摂関家領と大臣
摂関家領の行方
大臣昇進
後継者重盛
三 高倉天皇の即位──強調の頂点と軋轢
即位の波紋
嘉応の延暦寺強訴
建春門院の平和
第四章 重盛と成親
一 重盛の不遇──揺らぐ嫡男の座
軍事指揮官重盛
宗盛一門の台頭
重盛の焦慮
二 藤原成親の活躍──白河院政の支柱
野心家成親
成親の活躍
重盛の復権
三 政界の分裂──重盛の成親の人脈
平氏と知行国
重盛・成親の人脈
人事をめぐる軋轢
第五章 権大納言惨殺 鹿ケ谷事件
一 安元の強訴──再度の泥仕合
建春門院の死去
安元の強訴と重盛
動揺する王権
二 成親殺害──謀議と報復
延暦寺攻撃計画
成親・西光の殺害
「平氏打倒」の謀議
三 重盛の死去──トク死ナバヤ
鹿ケ谷事件と重盛
重盛の死去
重盛一門後退の影響
第六章 後白河院政停止
一 治承三年政変の勃発──後白河院政の否定
清盛の蜂起
破綻の背景
新王権の確立
二 内乱勃発──後白河の「反撃」
以仁王の挙兵
「福原遷都」の失敗
内乱の勃発と後白河院
三 遷都と内乱鎮圧体制──清盛、最後の戦い
遷都と内乱鎮圧
後白河院庁の再開
平氏総官と首都改造
終章 闘いの決着
一 宗盛の選択──追討への固執
清盛の死去
宗盛の申入れ
後白河の不信
二 平氏都落ち──後白河の裏切り
後白河の脱出
再起する平氏
三 平氏滅亡──戦いの終焉
屋島陥落
平氏滅亡
大原御幸
あとがき
参考文献