- ISBNコード
- 9784047035034
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 15.0 mm
- 総ページ数
- 256ページ
所在地論の謎がこれで氷解する! 東アジア考古学で探る卑弥呼・邪馬台国。
洛陽から方万里の外は、夷狄の世界とされた三世紀東アジア。現在の中国東北部、朝鮮半島など「東夷」の国々の考古学的な新知見と『魏志』の世界観から、邪馬台国論争に決着をつけ、倭国の新たな歴史像を描く。
〈目次〉
まえがき
第一章 魏志東夷伝と天下観念
1 魏志東夷伝序の蛮夷観
2 東夷伝諸国の境域
3 遼東・楽浪・帯方郡治と東夷の国々
第二章 東夷伝の国々─その王都と境域
1 〓婁の境域─黒龍江(アムール川)・ウスリー川流域
2 東沃沮の境域─長白山脈と東海
3 〓の境域─太白山脈と東海
4 夫餘の王都と境域─松花江流域
5 高句麗の王都と境域──鴨緑江・禿魯江・渾江流域
6 高句麗の王権と積石塚
7 魏の高句麗侵攻と夷狄征伐
第三章 洛陽・帯方郡・倭
1 洛陽の都
2 魏の武帝・曹操墓の発見
3 遼東郡・公孫氏・韓・倭
4 楽浪・帯方郡と倭
5 帯方郡をめぐる国際関係─公孫氏と魏・韓・倭
6 漢の文化伝播と楽浪郡
第四章 韓の辰王と倭の卑弥呼─月支国・狗耶韓国・邪馬台国
1 辰王と月支国
2 港市・狗耶韓国
3 韓と倭の鉄の交易
第五章 帯方郡から万二千余里─邪馬台国へ
1 帯方郡から狗耶韓国・奴国への航海
2 一支国と伊都国
3 奴国─韓委奴国王金印の国
4 不弥国から投馬国水行二〇日
第六章 邪馬台国への道─洛陽から万七千余里
1 倭国の王都・邪馬台国纏向遺跡─陵邑都市の形成
2 卑弥呼の外交─公孫氏正権から魏へ
第七章 倭国王と邪馬台国王─邪馬台国に存在した二系列の王
1 倭王卑弥呼墓─箸墓古墳の造営
2 倭国王系列(倭王墓)と邪馬台国王系列(邪馬台国王墓)
3 倭王・倭王族・官
4 黒塚古墳と黄幢─難升米墓か
第八章 巨大前方後円墳と東アジアの王陵
1 東夷諸国の葬制と礼
2 魏晋の皇帝陵と東北アジア諸国の墓制
3 卑弥呼と箸墓古墳─巨大前方後円墳の出現
4 卑弥呼と倭の五王─巨大化する前方後円墳
引用文献
あとがき
〈目次〉
まえがき
第一章 魏志東夷伝と天下観念
1 魏志東夷伝序の蛮夷観
2 東夷伝諸国の境域
3 遼東・楽浪・帯方郡治と東夷の国々
第二章 東夷伝の国々─その王都と境域
1 〓婁の境域─黒龍江(アムール川)・ウスリー川流域
2 東沃沮の境域─長白山脈と東海
3 〓の境域─太白山脈と東海
4 夫餘の王都と境域─松花江流域
5 高句麗の王都と境域──鴨緑江・禿魯江・渾江流域
6 高句麗の王権と積石塚
7 魏の高句麗侵攻と夷狄征伐
第三章 洛陽・帯方郡・倭
1 洛陽の都
2 魏の武帝・曹操墓の発見
3 遼東郡・公孫氏・韓・倭
4 楽浪・帯方郡と倭
5 帯方郡をめぐる国際関係─公孫氏と魏・韓・倭
6 漢の文化伝播と楽浪郡
第四章 韓の辰王と倭の卑弥呼─月支国・狗耶韓国・邪馬台国
1 辰王と月支国
2 港市・狗耶韓国
3 韓と倭の鉄の交易
第五章 帯方郡から万二千余里─邪馬台国へ
1 帯方郡から狗耶韓国・奴国への航海
2 一支国と伊都国
3 奴国─韓委奴国王金印の国
4 不弥国から投馬国水行二〇日
第六章 邪馬台国への道─洛陽から万七千余里
1 倭国の王都・邪馬台国纏向遺跡─陵邑都市の形成
2 卑弥呼の外交─公孫氏正権から魏へ
第七章 倭国王と邪馬台国王─邪馬台国に存在した二系列の王
1 倭王卑弥呼墓─箸墓古墳の造営
2 倭国王系列(倭王墓)と邪馬台国王系列(邪馬台国王墓)
3 倭王・倭王族・官
4 黒塚古墳と黄幢─難升米墓か
第八章 巨大前方後円墳と東アジアの王陵
1 東夷諸国の葬制と礼
2 魏晋の皇帝陵と東北アジア諸国の墓制
3 卑弥呼と箸墓古墳─巨大前方後円墳の出現
4 卑弥呼と倭の五王─巨大化する前方後円墳
引用文献
あとがき