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ゲーム理論の思考法

著者: 川西 諭
発売日
2013年02月26日
在庫なし
681
在庫がありません
ISBNコード
9784046029164
レーベル
中経の文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 13.0 mm
総ページ数
256ページ
ビジネスや人生を成功に導くために必要な“戦略的思考”はゲーム理論で学べる!思考法の基本から、ゲームの必勝法、ルールの変え方といった応用までをわかりやすく解説。

目次

はじめに


序 章 ゲーム理論で「3つの力」を手に入れる

 あらゆる問題に活用できる
 置かれている状況を戦略的に整理する
 上司と部下の交渉ごとも、一つの「ゲーム」
 ゲーム理論で、「相手の行動」を予測する
 ゲーム理論をビジネスに生かす方法
 戦略的思考で自分の「利益」を守る
 敵対か? それとも協調か?
 「ゲーム理論の3つの力」と俯瞰思考
 「勝てないゲーム」なら、「ルール」を変えよう


第1章 囚人のジレンマ ~ゲーム理論入門~

 ゲーム理論の基礎となる「囚人のジレンマ」
 ゲームの構造を「2×2の表」にする
 囚人Aの視点から考える
 「ゲームの構造」を把握する
 「ゲーム」のカギをにぎる「ナッシュ均衡」
 「合理的なブタ」ゲーム
 「ナッシュ均衡」の見つけ方
 現実のケースと照らし合わせる
 大企業A社と町工場B社の「合理的な行動」
 「プレイヤーの目線」を離れ、ゲームを俯瞰する
 「囚人のジレンマ構造」 ~漁業の乱獲問題~
 環境問題をゲーム理論で考える
 「神の見えざる手」が届かない領域
 「ゲームの構造」は変えられる


第2章 コーディネーション・ゲーム ~「有利な市場」をつくりだす~

 「みんなが同じ行動をしたくなる」ゲーム構造
 ひとたび「決まったこと」は、変えにくい
 「100円パソコン」に見るビジネス戦略
 「ゲームの展開」を正しくとらえる
 ファッション業界の流行色は2年前に決まっている
 コーディネーションの失敗とは?
 「質問しない学生」もコーディネーションの失敗
 好況・不況も一種のコーディネーション
 人間は「習慣」に支配される


第3章 3つのゲーム ~利害関係の多様性を知る~

 チキンゲームの構造とは?
 「キューバ危機」という危険なゲーム
 「誰もやりたがらない仕事」をめぐるチキンゲーム
 マッチング・ペニーズでは「行動を読まれない」ことが基本
 警官とドロボウの果てなき関係
 ルールを変えて、ゲームの構造も変える
 「個人」ではなく、「ゲームの構造」に注目する