揺れる！番組倫理の“番人”BPO
ＢＰＯの放送倫理検証委員会がＮＨＫ「クロ現」に関して出した「意見」が注目を浴びた。同委員会は「意見」で「放送法が保障する『自律』を侵害する行為で『極めて遺憾である』」と指摘。これに対して首相や総務相が「適切だった」と反論する事態となっている。
放送局の側が「権力の介入を許さない」「自律」による放送倫理の向上を目指して設立した第三者委員会方式のＢＰＯ。現在のＢＰＯはどのように機能しているのか。行政や政治と放送のあり方をめぐる望ましい姿はどうあるべきか。識者たちに意見を聞いて、ＢＰＯのあり方を模索する。
● 政治問題化した「クロ現とＢＰＯ」今回の経緯（編集部）
● ＢＰＯ＜意見＞が政治圧力に触れた重要性　…川端和治
● 放送法をどう解釈すべきか？　…小町谷育子
● 有力政治家たちの本音　…川本裕司
● ＢＰＯは放送の向上に寄与しているのか？　…吉岡忍
● ＢＰＯが改革すべきこと　…奥村信幸

THE　PERSON
戸田ひかる　ドキュメンタリスト／私のクリエイティブリバティ
表紙・旬の顔
蓮佛美沙子　大好きなオジサマと、大好きなコメディ！