- ISBNコード
- 9784048930505
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- B5判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 182 × 234 × 15.5 mm
- 総ページ数
- 272ページ
Unixを彩る数々の伝説と天才技術者たちの真実を知る
◆そこにはいつもUnixがあった
C言語、インターネット、オープンソースなど、今日の情報社会を支える基盤技術の成立には、Unixの存在が欠かせません。Unixの開発はどのように行われたのでしょうか。
本書は、社会情勢や技術動向も確認しながら、Unix開発の歴史を追いかけていきます。仮想記憶に代表されるOS研究の成果がどのように反映されていったのか、プログラミング言語Cがどのような経緯で開発されたのか、コンピュータネットワークの基盤としてのTCP/IPの確立にどのような役割を果たしたのか、オープンソースムーブメントにつながるUnixコミュニティがどのように形成されていったのか、コンピュータ市場に及ぼした影響はどのようなものであったのかといったことを、関連技術の概要とともに解説します。
Unix開発の中心的な存在であるKen Thompson(ケン・トンプソン)とDennis Ritchie(デニス・リッチー)、Sun Microsystemsの創始者の1人であるBill Joy(ビル・ジョイ)など、数多くのハッカーの存在も見逃せません。数々の伝説が残る彼らの存在がなければ、コンピュータや情報通信の姿は今日とはまったく異なったものになっていたかもしれません。
Unixには、“Small is Beautiful”という基本的な哲学があります。この哲学は、ITの根底を支える重要な概念として今後も継承されていくことでしょう。
※ 本書は、ソフトバンク クリエイティブ(現SBクリエイティブ)の『UNIX USER』の連載「Truth of the Legend - UNIX考古学」を再編し、大幅に加筆、修正を加えたものです。
C言語、インターネット、オープンソースなど、今日の情報社会を支える基盤技術の成立には、Unixの存在が欠かせません。Unixの開発はどのように行われたのでしょうか。
本書は、社会情勢や技術動向も確認しながら、Unix開発の歴史を追いかけていきます。仮想記憶に代表されるOS研究の成果がどのように反映されていったのか、プログラミング言語Cがどのような経緯で開発されたのか、コンピュータネットワークの基盤としてのTCP/IPの確立にどのような役割を果たしたのか、オープンソースムーブメントにつながるUnixコミュニティがどのように形成されていったのか、コンピュータ市場に及ぼした影響はどのようなものであったのかといったことを、関連技術の概要とともに解説します。
Unix開発の中心的な存在であるKen Thompson(ケン・トンプソン)とDennis Ritchie(デニス・リッチー)、Sun Microsystemsの創始者の1人であるBill Joy(ビル・ジョイ)など、数多くのハッカーの存在も見逃せません。数々の伝説が残る彼らの存在がなければ、コンピュータや情報通信の姿は今日とはまったく異なったものになっていたかもしれません。
Unixには、“Small is Beautiful”という基本的な哲学があります。この哲学は、ITの根底を支える重要な概念として今後も継承されていくことでしょう。
※ 本書は、ソフトバンク クリエイティブ(現SBクリエイティブ)の『UNIX USER』の連載「Truth of the Legend - UNIX考古学」を再編し、大幅に加筆、修正を加えたものです。
目次
第1 章プロローグ:Multics
1 Multicsの開発 Unix 誕生の契機
2 Project Whirlwind
3 ARPA
4 Multics
第2 章PDP 7 Unix
1 Ken ThompsonとDennis Ritchie
2 Multics Project 撤退直後の混乱
3 開発用コンピュータの調達
4 Space Travel
5 PDP 7 Unix
6 TMG
7 Programming Language B
第3 章First Edition Unix(Version 1 Unix)
1 私のグループ
2 起死回生の妙案
3 PDP 11
4 QED Ken Thompson のバックキャリア
5 roff
6 First Edition Unix(Version 1 Unix)
第4 章Third Edition Unix(Version 3 Unix)
1 Small is Beautiful
2 1972~1973の状況
3 C 言語の開発
第5 章デビュー
1 学会発表
2 BBNのLISP研究
3 PDP 10の登場
4 デマンドページングによる仮想記憶
5 TENEXの人気
6 TENEXの評価
第6 章Programmer’s Workbench
1 Fourth Edition Unix
2 1974 年から1975 年の状況
3 Programmer’s Workbench
(以下の章については、登録可能文字数制限の都合上節情報を省略しています)
第7 章Seventh Edition Unix(Version 7 Unix)
第8 章Unix at Berkeley
第9 章Berkeley Software Distribution
第10 章UNIX 32/V
第11 章Third Berkeley Software Distribution(3BSD)
第12 章ARPANET
第13 章4BSD
第14章 4.2BSD/4.3BSD
第15章 ワークステーションのコンセプト
第16 章AT&TとUnixライセンス
第17章 Unix Wars
第18章 エピローグ
付録A Unix 関連のトピック
1 Multicsの開発 Unix 誕生の契機
2 Project Whirlwind
3 ARPA
4 Multics
第2 章PDP 7 Unix
1 Ken ThompsonとDennis Ritchie
2 Multics Project 撤退直後の混乱
3 開発用コンピュータの調達
4 Space Travel
5 PDP 7 Unix
6 TMG
7 Programming Language B
第3 章First Edition Unix(Version 1 Unix)
1 私のグループ
2 起死回生の妙案
3 PDP 11
4 QED Ken Thompson のバックキャリア
5 roff
6 First Edition Unix(Version 1 Unix)
第4 章Third Edition Unix(Version 3 Unix)
1 Small is Beautiful
2 1972~1973の状況
3 C 言語の開発
第5 章デビュー
1 学会発表
2 BBNのLISP研究
3 PDP 10の登場
4 デマンドページングによる仮想記憶
5 TENEXの人気
6 TENEXの評価
第6 章Programmer’s Workbench
1 Fourth Edition Unix
2 1974 年から1975 年の状況
3 Programmer’s Workbench
(以下の章については、登録可能文字数制限の都合上節情報を省略しています)
第7 章Seventh Edition Unix(Version 7 Unix)
第8 章Unix at Berkeley
第9 章Berkeley Software Distribution
第10 章UNIX 32/V
第11 章Third Berkeley Software Distribution(3BSD)
第12 章ARPANET
第13 章4BSD
第14章 4.2BSD/4.3BSD
第15章 ワークステーションのコンセプト
第16 章AT&TとUnixライセンス
第17章 Unix Wars
第18章 エピローグ
付録A Unix 関連のトピック