特集は「ふたご座流星群」です。ふたご座流星群は、毎年12月中旬に見られるのですが、今年は12月14日（月）の夜から翌15日（火）未明にかけてが極大と予想されています。計算上の極大時刻は15日未明03時で、夜の時間帯に計算上の極大が当たっていることから、空の暗いところでは1時間あたり100個以上の流星が見られると期待されています。さらに当夜は月齢3と、流星観測を妨げる月もなく観測条件は絶好です。特集では、この「ふたご座流星群」の観測条件や撮影方法などを解説します。
また、この号が「星ナビ」創刊15周年となることから、付録の「星空カレンダー2016」では、21世紀になってからの15年間の天文現象メモリアルとなる写真をセレクトします。その他、機材セレクションは中国製の中型赤道儀「スカイウォッチャーEQ8」を取り上げます。来年3月9日に、インドネシアで見られる皆既日食への観測ツアー情報も掲載します。